【2023年版】どうパソコンを選ぶ?Web・プログラミングの仕事をする人にオススメの選び方
- ツイート
-
- 2023/06/17

Web・ITの勉強を始めるにあたり、パソコンの新規購入や買い替えを検討されている方は多いのではないでしょうか。しかしながら、いざ自分でパソコンを探そうにも種類が多すぎて何を買えばよいのかわからないとお困りの方もいらっしゃると思います。 今回は、パソコンの購入を検討される際に役立つ、パソコンの選び方についてご紹介いたします。
目次
用途からパソコンの形状を決めよう

パソコンの購入を考える際に、まず考えることは、形状が用途に適しているかどうかです。パソコンの形状は以下のようなものがあります。
- デスクトップ型
- ノートパソコン型
ノートパソコン型はどのような人におすすめ?
勉強したWeb・ITスキルを活かして将来はフリーランスや独立を考えていらっしゃる方にはノートパソコン型をおすすめします。現在では、ノートパソコン型のスペックはデスクトップ型と遜色なく利用でき、持ち運びもできるため非常にバランスが取れているので、場所を問わずWebデザインや制作をしたい方に適しています。
しかしながら、家電量販店などに販売されているノートパソコンの場合、後ほど述べるパソコンのスペックが低いこともあります。Webデザインやプログラミングなど用途の決まっている方はカスタマイズノートパソコンを選択する方が多いです。
デスクトップ型はどのような人?
デスクトップ型は、自宅でしかWebを制作しない方や、より広い画面で作業をする方におすすめです。デスクトップ型とは、例えば、3Dグラフィック映像を使用した最新のゲームに適したゲーミングモデル、写真や動画などの編集に特化したクリエーターモデルや、画質と音響が高性能のAV(オーディオ・ビジュアル)パソコンなどが挙げられます。
OSはWindows?それともMac?
多くの方がパソコンを購入する際にOSはWindowsかMacどちらが良いのかお困りではないでしょうか。ですが、一般的に両者のスペックの差はほとんどありません。以前MacはWindowsよりも画質がきれいといわれていましたが、Windowsでは機種やモニターによりますが、Macと遜色のない解像度になっています。 とはいっても、WindowsとMacにはそれぞれ長所と短所があります。自分の用途に適したOSを選ぶとよいでしょう。
Windows
Windowsの強みは、多くの企業が使用しているOSだからこそ、なじみの環境であるということです。Web制作の現場でもおそらくWindowsを使用したり、顧客の使用するOSがWindowsということも大いにあります。 また、Macと同じスペックで比較した場合、Windowsのほうが安価で購入できます。Macbookの場合、メモリのアップグレードを含めて32万円するのに対し、同じスペックのWindowsなら16万円ほどです。
Mac
Macの強みは最初からデザインに必要な要素が備えられていることです。例えば、デザイナーがよく使うフォントであるヒラギノが最初からインストールされていたり、iPhoneを使う方であれば、撮影した写真を簡単にMacへと送信できるといった機能があります。 また、Bootcampという機能を使えば、MacBookでWindowsをインストールして使用することもできます。
パソコンのスペックによって快適さがちがう!

あなたの用途に適した形状を選んだあとは、パソコンのスペックについて見てみましょう。せっかく購入するパソコンですから、快適な利用のためにもファイルの保存容量や、ソフトウェア処理速度などを考慮すべきです。
HDD・SSD
HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)は、パソコンにファイルを保存するために必要な機器です。SSDはHDDよりも高価な分、高速で寿命が長く、かつ壊れにくいという違いがあります。 現在、HDDの容量の多くが500GB(ギガバイト)、SSDでは256GB程あるので、これを目安とすると良いでしょう。ちなみにHDDに500GBの容量があれば、音楽は10万曲程度、動画であればやや粗い画質で115時間程度、保存することができると言われています。
PCそのものの容量が少なくても、外付けのドライブや、DropboxやGoogle Driveといったオンラインストレージを使うことで、容量が不足しても対処しやすくなっています。
メモリ
メモリとは、パソコンのデータ処理速度・パソコン操作の体感速度に関係する機器です。1台のパソコンでYouTubeで音楽を流しながらWordやExcel、というように複数の作業を同時に行うこともあるでしょう。その際に、メモリ容量が大きいとパソコン上で複数の業務を同時に行っても、処理落ちしにくくなります。 メモリ容量を選ぶ際は、ノートパソコン型であれば、最低でも8GBは必須です。可能であれば16GBあれば安心です。Webデザインをする際にはPhotoshopとIllustratorを同時に使うことも多いため、スムーズな動作のためにも8GB以上のパソコンを選びましょう。
CPU
CPUはパソコンの処理スピードに関わる計算をつかさどる機器です。メモリ容量は、複数の業務を同時に処理する速さに影響しますが、CPU数値はより高度な作業ができるかどうかを左右します。Windowsに搭載されているインテルのCPUには「Core i3」「Core i5」「Core i7」などといった種類がありますが、数字やその世代が大きいものほどCPUの精度が高くなっています。 例えば、動画編集や音響編集など、専門的な作業をするには「Core i7」以上、Photoshopをはじめとする画像編集などには「Core i5」以上だと言われています。 しかしながら、CPUだけが高性能の「Core i7」でメモリの容量が4GBであった場合、PhotoshopとIllustratorを同時に使用すると動作が遅く感じることがあります。Webデザインを行う際は、「Core i5」以上を目安に選ぶとよいでしょう。
パソコンメーカーは国産?外国産?
述べてきた項目からパソコンのスペックを確認することができますが、他にも注目しておくべき点として、メーカーがあります。
国内メーカーのパソコンは、海外メーカーよりも値段が高いことが多くあります。その分、パソコンが故障したときに丁寧な対応を比較的早く受けることができたり、パソコン操作の疑問点を電話で相談できるサービスがある場合があります。 また、メーカーや製品によっても異なりますが、パソコンに年賀状ソフトやDVD再生ソフトといった豊富なソフトが初期からインストールされているケースも多くあります。 一方で、海外メーカーだとそうした特典が付いていない分、比較的安い値段で購入することができます。 国産と海外メーカーの壊れやすさに差はないため、価格帯や内蔵されるソフトを見て、自分に適したパソコンを選ぶとよいでしょう。
購入したパソコンを有効活用しよう!

パソコンの買い替えを機に、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 ノートパソコン型のパソコンを購入した方であれば、持ち運びしてどこでも画像編集やプログラミングに挑戦できますし、デスクトップ型を選んだ方であれば、動画や音響、3Dゲームといったより専門的な趣味に打ち込むことができます。
インターネット・アカデミーではプログラミングスキルをはじめ、Webデザイン、Webサービス開発まで幅広く開講しており、皆さんの興味関心に合わせて学ぶことができます。 そしてWebスキルがあれば、趣味だけではなく、就・転職の幅を広げることにもつながります。 新たなパソコンを手に、Webスキルを身につけたい方は、ぜひこの機会にインターネット・アカデミーの無料体験レッスン・カウンセリングにご参加ください。

Webデザイナー入門コース
Webデザイナー入門コースプロのWebデザイナー必須のグラフィックソフトPhotoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)を使い、デザインの基本からプロのWebレイアウト技術まで学ぶことができるコースです。
相談してコースを選びたい方はカウンセラーに無料で相談

※無理な勧誘は一切ありません
Webデザインやプログラミングをしたいけど、どんなパソコンを選べばいいんだろう...?