Webデザインをeラーニング(オンライン講座)で学ぶメリット・デメリット
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- 2018/01/12
これまではWebデザインの知識や技術を学ぶ方法として、Webデザインのスクールに通ったり、本を読んだりすることが一般的でしたが、最近は、パソコンを利用してインターネットで学ぶ「eラーニング(オンライン講座)」という選択肢があります。今回は、このeラーニングでWebデザインを学ぶメリットやデメリットについてご紹介します。
IT業界まるわかりガイドは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーが運営する業界情報メディアです。最新の業界情報を、初心者にも分かりやすくご紹介しています。
目次
eラーニング(オンライン講座)のメリット
時間と場所に縛られずに学べる
eラーニングを利用する最大のメリットは、時間と場所の制限がないことです。通学制の講座と異なり、インターネットに接続できる環境さえあれば、自分の好きなときに好きな場所でWebデザインの勉強をすることができます。
近くにWebデザインを学べる施設がない方や、時間の融通が利かない方にとっては、非常に便利な学習方法です。
自分の都合、理解度に応じて学習を進められる
eラーニングは動画を見ながら学ぶスタイルです。分からないところがあった場合は分からないところに戻って動画を確認できるため、理解できないまま授業が先に進むことがありません。また、中には質疑応答をサポートしてくれるサービスもあります。
費用が安く済む
Webスクールや専門学校に通学してWebデザインを学ぶ場合、数十万円の費用が掛かりますが、eラーニングの場合は安価で学習できます。
eラーニング(オンライン講座)のデメリット
モチベーションの維持が困難
eラーニングのデメリットとしては、まずモチベーションの維持が人によっては難しい点が挙げられます。通学で学ぶ場合と異なり、eラーニングは基本的には個人学習です。特に初心者にとってはなかなか勉強に集中できないことも考えられます。
また、いつでもどこでも勉強ができるということは、やらなければならない時間が決まっていないということです。ついつい後回しにしてしまったり、手つかずになってしまったりする恐れがあります。
きちんと計画を立てて、自分をコントロールできる方でなければ、eラーニングで学ぶことは難しいでしょう。
講師や他受講生とのコミュニケーションがとれない
インターネット上で行う個人学習のeラーニングは、目の前に講師や他の受講生がいるわけではありません。
パソコンにカメラやマイクを取り付けて、講師とリアルタイムで授業を受けられるサービスもありますが、通学する場合と比較してコミュニケーションが不足しがちです。他の受講生から刺激を得られず、物足りなさを感じる方もいるでしょう。
また、Webの仕事はチームを組んで行う場合が多く、他の職種のメンバーと円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションやディスカッションのスキルも重要です。これらのスキルは、人と直接関わり合うことができる通学制のスクールでなければ、磨くことができません。
修了後に手厚い就職サポートが受けられない
eラーニングの中には、学習者の視点に立って制作された優れたコンテンツもありますが、修了後のサポートがなかったり、サポート内容が限定されていたりします。eラーニングで知識を得ることはできても、手厚い就職サポートを受けることができないため、就職先を自分で探すことが必要です。
一方、通学制のスクールは修了後も就職サポートがある場合が多く、スクールが受講生と企業の橋渡しをしてくれるため、進路について相談したり、就職先を紹介してもらったりすることができます。 。
eラーニング(オンライン講座)のかしこい使い方
eラーニングの利用だけでは途中で挫折してしまう可能性が高いため、Webスクールに通いながら、スクールの講義をeラーニングで補完するという使い方がおすすめです。このような方法であれば、1人ではなく、講師や仲間と一緒に学べるため、モチベーションを維持できます。
さらに、eラーニングの学習をスクールですることも効果的です。例えば、インターネット・アカデミーであれば、オンデマンド授業としてeラーニングを取り入れています。Webスクールに来てeラーニングを受けることで、分からないことがある場合は講師にその場ですぐに質問することができます。
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おわりに
eラーニングは、時間や金銭的余裕がないが、Webデザインを学びたいと考える方には魅力的な学習方法です。しかし、ご紹介したようにデメリットもあります。eラーニング、Webスクール、独学の特徴を良く理解した上で、自分に一番適した勉強方法を選択してください。