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【今話題!】エッジAIとは?クラウドAIとの違い、活用事例を詳しく解説!

  • 2024/02/06
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今、「エッジAI」という新たな技術が注目を集めています。ニュースで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。その注目度は、エッジAI関連株が急騰していることからも伺えます。

AIちゃん
AIちゃん

エッジAIって端っこのAIってこと?

有村先生

エッジAIの「エッジ」は私たちが毎日使うスマートフォンなどを含むエッジデバイスからきています。ネットワーク上の端、つまりユーザにより近いエッジデバイスに搭載されているAI技術、と覚えると分かりやすいですよ。

目次

エッジAIとは

エッジAIとは、エッジコンピューティングの一種であり、エッジデバイスでAI処理を実行する技術です。クラウドサービスと異なり、クラウドを介さずユーザーが持つデバイスでデータを処理するため、レスポンスの高速化、プライバシーの保護、電力消費量の大幅削減や通信コストの低減など、多くのメリットをもたらします。

例えば、スマ―トフォンに搭載されている写真の画像処理機能にも、エッジAIのシステムが使用されています。また、自動運転や、高速で流れる製造現場のライン監視などでも活用されています。

エッジコンピューティングとは

エッジコンピューティングとはエッジデバイス(スマートフォンやPC、センサーなど)やそれらと物理的に近いサーバーでデータ処理を行う構成のことです。

全ての情報をクラウドに集約しクラウド上の高性能サーバーでデータ処理するクラウドコンピューティングに対し、エッジコンピューティングでは、データ加工や分析などの処理をIoTデバイス、またそのサーバーで行い、加工されたデータのみをクラウドに送信し、通信遅延やネットワーク負荷の低減などを実現します。

エッジAIが注目されているのはなぜ?

従来のクラウドAIとの違い

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クラウドAIは、クラウド上のコンピュータで処理するのに対し、エッジAIはエッジデバイス上で処理を行います。エッジAIのメリットは、低コストで高速処理できることにあります。従来主流とされてきた大量のデータを集めて処理する「クラウドAI」は、転送速度の遅延や通信コストの増大などのデメリットが存在します。

一方、エッジAIでは必要なデータのみをクラウドに送付するため、通信コストの削減とスピーディーな処理が可能です。また、インターネット上にデータをアップロードする必要がないので、プライバシー保護やセキュリティ性向上にもつながります。

ただし、大規模データの処理能力については、クラウドAIに劣るほか、システムが複雑になりやすく、設計や保守運用の難易度が高いという難点もあり、現状は、エッジAIとクラウドAIの併用が一般的です。

IoTの普及で需要が高まるエッジAI

IoT(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」と呼ばれ、モノがインターネットを通じてクラウドなどと情報交換する仕組みのことです。IoTデバイスの増加により、データをリアルタイムで処理する必要性が高まり、クラウドを経由せずにデータを分析、処理できるエッジAIが注目を集めるようになったと考えられます。

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エッジAIの市場規模

エッジAIは、IoTや5Gなどの技術の発展とともに、さまざまな分野での活用が期待されています。総務省によると、日本のエッジインフラ市場規模は、2026年には7,293億円まで拡大すると予測されています。

AIちゃん
AIちゃん

エッジAIは実際どんなものに使われているのかな?

有村先生

みなさんにとっても身近なスマートフォンにもエッジAIは使われています。

エッジAIの活用事例

場所認識(MaaS)

MaaSとは、ITにより交通機関を結びつけて効率的に活用するためのシステムのことです。 エッジAIを活用することでよりスムーズに処理を進めることができ、データ通信速度の遅延なども回避することができます。

音声認識

スマートフォンなどの音声処理などの前処理部分にもAIを導入することで、認識性能の向上にも効果があります。 たとえば、待ち受けがスリープ状態であっても、「トリガーワード」と呼ばれるキーワードを言うだけでエッジAIの音声処理が行われ、スマートフォンが起動して必要な動作が行われます。

自動運転

自動運転での活用も、エッジAIが期待されている分野です。センサーや画像認識によって走行車や歩行者を捉え、事故発生時に瞬時の判断で危険を回避するには、車自体に搭載したエッジAIが必要です。また障害物の検知と回避行動、周囲環境の変化への対応などにもエッジAIは役立ちます。同様にドローン操作でもエッジAIも活躍が期待されます。

産業用ロボット(産業用IoT)

エッジAIを用いると、対象物の状況をセンサー群によってデータとして取得し、リアルタイムで作業を制御できるようになります。また、機器の状態を計測・監視しながら劣化状態などを把握し、部品交換や修理を行う「予知保全」もスムーズに進むようになると期待されています。現場で活躍するエッジAIは、クラウドAIと役割分担することでより幅広い需要に応えることができます。

おわりに

エッジAIが日常的に使用される場面が今後増えていくことで、ビジネスや日常生活において必要不可欠な存在になっていくと予測できます。

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