Javaプログラマー必見!Oracle認定Java資格とは(Bronze/Silver/Gold)
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- 2023/12/19

プログラマーやエンジニアの方に馴染み深い「Java」。Javaの使用経験はあっても、業務で使用する狭い範囲の知識しか持っていない場合もあり、Javaを使いこなせていると自信を持って言える方は実は少ないのではないでしょうか。
Javaのプログラマーとして自信を持てるようになるためには、Oracle認定Java資格を取得することがおすすめです。今回は、Oracle認定Java資格についてご紹介します。
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目次
Oracle認定Java資格とは

Oracle認定Java資格とは、日本オラクル社が認定する、プログラミング言語「Java」の技術者資格です。Oracle認定Java資格を取得することにより、Javaの正しい知識やスキルを持っていることを証明できます。
受験方法は、会場試験とオンライン試験の2つのうちから選択することが可能です。Java資格は日本オラクル社が提供している民間資格ですが、IT業界などでの認知度が高く、他のプログラマーとの差別化や昇進・昇格のキャリアアップが期待できるため、取得するメリットが大きい資格です。
Oracle認定Java資格の種類と難易度
【初級】Bronze

Oracle認定Java資格は、Bronze、Associate(Silver)、Professional(Gold)という3つのレベルに分かれています。エントリーレベルのBronzeでは、変数宣言や制御文などの基礎項目を問う内容が60問出題されます。Javaプログラミングの基礎知識を習得し、試験対策をしっかりすれば、合格ライン60%を超えられるでしょう。
【中級】Associate(Silver)
国際資格であるSilverは、上級者の指導のもと、実装コードやテストコードを書くことができるプログラマーが対象です。Java言語の基本文法、クラスや例外処理など、オブジェクト指向プログラミングに必要な仕様を理解しているかを問う問題が80問出題されます(合格ライン63%)。また、Java APIの主要なクラスの操作も出題範囲に含まれます。難易度は中級レベルですが、初級のBronzeを取得せずに受験することが可能です。
【上級】Professional(Gold)
GoldはOracle認定Java資格の中で、最上位に位置づけられています。Javaプログラミング開発などの実務経験が3年以上あるプログラマー向けの資格です。出題内容はファイルI/O、JDBCなどの使用方法、デザインパターンなど、設計から実装までを独力で行えるスキルが求められます。
出題数は80問、合格ラインは63%です。GoldはSilverを取得していることが受験条件であるため、Gold取得を目指す場合はSilver資格取得を済ませておく必要があります。
Java SE 11認定資格
Oracle認定Javaプログラマは、Javaのバージョンアップに合わせて、認定試験も同様にバージョンが改定されます。
2023年12月現在は、2019年に新しく「Java SE 11」に対応した認定資格試験と、ひとつ前の「Java SE 8」に対応した認定資格試験を受けることができます。
企業システムやクラウド・サービス、スマート・デバイスなどで活用されるアプリケーション開発の生産性向上に重点をおいており、この資格を取得することで、業界標準に準拠した高度なスキルを証明することができます。
ITSS(ITスキル標準)
ITSSとは、「IT Skill Standard」の略で、「ITスキル標準」とも呼ばれます。 IT領域の人材を教育・訓練する際の指標として、経済産業省が策定・公表しました。取得することで現状の保有スキルを客観化することができます。
英国のスキル標準であるSFIA(Skill Framework for the Information)をベースに7段階のレベルが設定されています。レベル1〜2を「エントリレベル」、レベル3〜4を「ミドルレベル」、レベル5〜7を「ハイレベル」と定められています。数字が上がるほどより高度なスキルを持っていると言えます。
Oracle認定Java資格のITSSレベル
ITSSにおいて、BronzeはITSSの前段階のレベル0、Silverはレベル1、Goldはレベル2に対応しています。
Goldまで取得することができれば、「プロフェッショナルとなるために必要な基本的知識・技能」を有するといえるでしょう。
ITスクールに通って短期合格!

Oracle認定Java資格の学習スタイルはさまざまですが、キャリアアップなど明確な目的を持っている方であれば、資格取得をサポートしているITスクールに通うことが最も効率的な学習方法です。
インターネット・アカデミーでは、個人を対象としたJava講座をはじめ、Javaの企業研修も行っており、どちらの講座でも試験対策がカリキュラムに含まれています。 Java資格取得をサポートするスクールの中には、外部講師が指導するスクールも少なくありませんが、インターネット・アカデミーは有資格者の社内講師が指導するため、独自の試験対策のノウハウが社内に蓄積されていることが強みです。
また、インターネット・アカデミーは、試験を主催するOracleとパートナー契約を締結しており、Oracleのトレーニングを受けている講師が、みなさまの資格取得までの勉強を最短ルートでサポートします。
おわりに
自分のスキルを人に認めてもらうことは難しいものです。Javaプログラマーとしてキャリアアップを考えている方は、Oracle認定Java資格の取得し、スキルを目に見えるかたちで証明してはいかがでしょうか。「長期間勉強する時間はない」「独学では勉強のモチベーションが上がらない」とお悩みの方は、インターネット・アカデミーで短期取得を目指しましょう。