【初心者入門編】JavaScriptとは？できること＆勉強法をご紹介

Webデザインに興味を持ち、これからHTMLやCSSを勉強しようと考えている方も多いでしょう。Webページの骨組みとなるHTMLやレイアウトを決めるCSSはWebデザインの基本ですが、動きのあるWebページを制作するためにはJavaScriptのスキルが不可欠です。
今回はJavaScriptでできることや勉強法についてご紹介します。

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JavaScriptとは？

JavaScriptはWebに特化したプログラミング言語の1つで、動的なWebページの制作などに用いられます。Webブラウザを介して利用するWebアプリケーションの場合、JavaScriptはWebブラウザ上で動作します（Webサーバー上ではPHPが動作します）。
JavaScriptのコードはHTMLファイルに直接記述するか、別ファイルに記述してHTMLファイルから読み込んで実行します。

JavaScriptでできること

JavaScriptは幅広いシーンで利用されています。JavaScriptで何ができるのか、その一例をご紹介します。

Webページのポップアップ表示や入力金額の自動計算

Webページの閲覧時に注意を促すポップアップを表示したり、ECサイトで入力金額を自動で計算したりする機能は、JavaScriptで実現しています。マウスに合わせて背景が動くWebページや、同じWebページ内で表示を切り替える「タブ機能」も、JavaScriptで簡単に実装可能です。

ブラウザゲーム

JavaScriptの知識があれば、Webブラウザ上で動作するゲームも作ることができます。よく使われるJavaScriptの機能をまとめた「ライブラリー」や開発の枠組みとなる「フレームワーク」を活用することで、ゲーム開発を効率良く進められます。ゲームを無料で公開しているWebサイトもあるため、興味のある方は一度チェックしてみると良いでしょう。

スマホアプリ

HTML5、CSS、JavaScriptを使った、アプリの開発も可能です。ハイブリッドアプリは、iOSアプリやAndroidアプリといったネイティブアプリ（端末にインストールして利用し、ネットワーク環境を必ずしも必要としないアプリ）とは異なり、プラットフォーム（アプリケーションが動作する環境）を選びません。開発したアプリはiOSでもAndroidでも動作します。

IoT開発

昨今、普及が急速に進むIoT(Internet of Things)の開発にもJavaScriptは使用されます。JavaScriptのほかにも、PythonやJava、Rusutなどのプログラミング言語が開発に使用されていますが、中でもJavaScriptは、IoTに関するフレームワークやライブラリがたくさん提供されていて開発の場でも重宝されています。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ビットコインなど多くの暗号資産で採用されている情報を記録・管理するための技術です。暗号資産の枠を超えて、さまざまな取引を自動化・効率化することができます。このブロックチェーンを作成する際にも、JavaScriptは用いられます。

JavaScriptの人材需要は高い！

プログラミング言語ごとの求人数の比較サイト「Nojov」によると、2020年1月時点での求人数は914件で、数あるプログラミング言語のうち、1位を記録しています。 ほとんどの場合、フロントエンドの開発言語にはJavaScriptが使われているのが現状です。在宅ワークがしやすい点もフリーランスとして活躍したい方におすすめと言えます。想定年収はスキルと分野によって大きな開きはありますが、400〜1500万円の範囲で募集されています。スペシャリストクラスのプログラミングスキル、上流工程やマネジメントの経験を持っているなど、スキルの高い方は高年収を得られるでしょう。大手企業、メガベンチャー、これらの関連企業などの求人案件も見受けられます。

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JavaScriptを学ぶには？

JavaScriptの勉強方法として、独学とスクールが挙げられます。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

独学

独学は自分に合った方法で自分のペースで学べるというメリットがあります。ある程度プログラミングの経験があり、自分で調べながら計画的に勉強を進められるという方にはおすすめできる学習方法です。

JavaScript学習者を対象とした解説サイトや書籍は数多くありますが、勉強しているとどうしても疑問点が出てきます。疑問点を放置したまま先に進み、結局挫折してしまうケースが少なくありません。
また、プログラミングの学習は計画的に進めることが大切ですが、独学の場合は刺激を受ける機会に乏しいため、なかなか学習が続かないという方もいます。

スクール

合理的なカリキュラムが組まれており、効率良く学べることがスクールのメリットです。
疑問点はその場で講師に質問をして解決できるため、疑問点を放置してしまうことがありません。自分の作品を直接講師に見てもらえたり、就職サポートを受けられたりする点もスクールの魅力です。最近では、オンライン授業や映像授業を導入しているスクールもあるため、自分にあったスタイルで学べるスクールを探してみてください。

スクールの受講料を気にされる方もいるかと思いますが、しっかりとしたJavaScriptのスキルを身に付けるための初期投資と考えてはいかがでしょうか。JavaScriptはWeb開発において必要不可欠なプログラミング言語です。 Web開発の案件において非常に高い需要があるほか、フロントエンドだけでなくサーバーサイドの開発にも活用できるため、さまざまな仕事に対応できるでしょう。スクールを選ぶ際は受講料の高い・低いだけでなく、講師の質・スクールの実績、カリキュラム内容などを含めた費用対効果を考えることが大切です。

自分にぴったりのコースが見つかる

おわりに

私たちが普段当たり前のように使っている機能の多くは、JavaScriptで実現されています。HTMLやCSSと並行してJavaScriptを学び、自分のスキルの幅を広げましょう。

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