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IoTエンジニアになるには資格が必要?難易度についてもご紹介!

  • 2023/08/12
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モノ同士がインターネット経由でつながるIoTの普及により、人々の生活はますます便利になりました。今後の発展に期待が高まるIoTですが、発展のカギを握っているのはIoTをつかさどるIoTエンジニアです。需要も近年さらに増加していることから、IoTエンジニアを志している方も多いのではないでしょうか。今回は、IoTエンジニアになるために有用な資格についてご紹介していきます。

AIちゃん
AIちゃん

IoTエンジニアって人気の職種みたいだね!やっぱり資格をとってる人が多いのかな?

有村先生

そうですね。IoTエンジニアを目指す上では、I資格がとても役に立ちます。どんな資格があるのか一緒に見ていきましょう!

目次

IoTエンジニアになるには資格が必要?

IoTエンジニアには、幅広い知識や高い技術力が必要とされます。IoTエンジニアになるために特別な資格はありませんが、IoTに関する検定を受けることは将来的にも役に立つでしょう。資格を保持していることで、IoTに関する有識者であることを証明できるからです。また、資格取得に向けた勉強はスキルを磨くきっかけにもなるため、IoTエンジニアを目指す方はぜひ資格取得を目指しましょう。

IoTに関する資格と難易度

IoTに関する資格は難易度が高いものや専門性の高いものなどさまざまです。ここからはIoTエンジニアになるために役立つ資格について紹介していきます。

1.IoT検定

IoT検定制度委員会が主催している検定で、IoTに関する全般的な知識をはかることができる試験です。

ユーザー試験 レベル1試験
出題範囲 デバイス・ネットワーク・データ分析・セキュリティ
受験料 8,800円 11,000円
合格基準 グレード制
  • グレードA=正答率86%~100%
  • グレードB=正答率76%~85%
  • グレードC=正答率66%~75%
(グレードなし)
正答率60%以上
受験方法 CBT/通年受験可能 CBT/通年受験可能

検定は、IoT一般ユーザー向けとIoTプロフェッショナル向けの2種類があります。レベルは4つに分かれていますが、2022年12月現在で受験できるのは、一般ユーザー向けの「IoT検定ユーザー試験パワー・ユーザー」と、プロフェッショナル向けの「IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ」の2つのみです。

IoT検定は、検定の勉強をするだけでもIoT全般の知識を身につけることができます。初めてのIoT資格に挑戦する方にもおすすめです。

2.IoTシステム技術検定

初級 中級 上級
受験資格 どなたでも受験可能 どなたでも受験可能 下記のいずれかに該当する者
  • MCPC IoTシステム技術検定[中級]合格者
  • 情報処理学会 CITP認定情報技術者
  • 早稲田大学 スマートエスイー修了者
受験料 11,000円
  • 一般:15,400(税込)
  • 会員:11,000円(税込)
  • 協力団体:13,200円(税込)
  • MCPC IoTシステム技術検定[中級]合格者:55,000円(税込)
  • 情報処理学会 CITP認定情報技術者:33,000円(税込)
  • 早稲田大学 スマートエスイー修了者:33,000円(税込)
※いずれも昼食代を含む
合格基準 正答率65~70% 正答率65~70% 不明
出題範囲 IoTに関する基礎知識の理解やIoT、BD(ビッグデータ)、AI(人工知能) IoTシステム構成と構築技術、センサ・アーキテクチャ技術と通信方法、IoTデータ活用技術、基本技術習得 IoTビジネスモデル設計、IoTセキュリティ、AI活用によるIoTアプリケーション、最新技術動向

IoTシステム技術検定試験は、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が実施する検定です。
基礎レベルはIoTに関する基礎知識を有することが認定され、中級ではIoTシステムの構築についての基礎技術を有することが認定されます。上級で認定されるのは、高度なIoTシステムの構築技術、および実践的な専門技術です。上級の取得には、専門記述の講習の受講と論述式の試験に合格することも必要なことから、その難易度の高さを感じることができますね。

各段階を受験するための資格や制限はないため、誰でも自分のレベルに合わせて受験することができます。初心者の方から上級者の方まで、自身のIoT知識量をはかるために受験してみるのも良いかもしれません。

3.ECHONET IoT MASTER

「ECHONET IoT MASTER」は、エコーネットコンソーシアムが認定するIoT資格です。この資格の認定を受けることで、スマートメーターや IoT 家電などの機器制御や、電力エネルギーと連携したアプリケーション開発ができる 「ECHONET Lite」のスキルを証明することができます。

「ECHONET Lite」は、IoT機器やスマートメーターを制御するための国際規格であり、これからのIoTを推進し、脱炭素社会を実現させていく上で欠かせない技術として注目されています。

認定を得るためには、「ECHOENT Lite/ ECHONET Lite WebAPIに関する教育プログラム」を、エコーネットコンソーシアムが定める認定教育機関で受講する必要があります。受講完了後、一定以上のスキルを習得したと認められた場合に認定を受けることができます。

有村先生

現在唯一の認定教育機関であるインターネット・アカデミーでEHONET IoTマスター制度に参加することで、実践に直結したIoT知識を身につけることが可能です。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

おわりに

IoT知識の取得はIoTエンジニアになるための近道です。資格取得に向けて勉強しながら、自身のスキルアップも目指してみてはいかがでしょうか。

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