IT×留学!プログラミングと英語を海外で学ぶ3つのメリット
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- 2018/01/14

日本企業の海外進出に伴い、今や海外で日本人が働くことは珍しいものではありません。また、最近はビジネスや観光で日本を訪れる外国人が増加し、日本にいても外国人と接触する機会も多くなっています。このような背景から、異なる言語や文化を越えてコミュニケーションを図り、ビジネスを成功へと導くグローバル人材のニーズはますます高まっています。IT業界でグローバルに活躍したい方には、ITと英語を一度に学ぶことができるIT留学がおすすめです。今回はプログラミングと英語を海外で学ぶメリットをご紹介します。
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目次
【メリット1】プログラミングと英語は親和性が高い

プログラミング言語は、万国共通です。プログラミングの文法が分かる方は、誰でもソースコードを読んで意味を理解することができます。
プログラミング言語は、人間にとって理解しやすいように設計された言語と、ハードウェア寄りの言語の2種類があり、どちらも英単語や記号などを組み合わせて命令を記述します。
プログラミング言語は万国共通ですが、IT業界の標準語は英語のため、プログラミングに興味がある方はプログラミングと一緒に英語を学びましょう。日本語に基づいて記述する日本語プログラミング言語もありますが、プログラミング言語の多くは英語がベースになっています。ユーザーが関数名や変数名として使用できない、「for」「if」「else」「true」「false」「while」などの予約語もすべて英語です。
英語力を身に付ける近道は、英語に囲まれた生活をすることです。日本でも英語の勉強をすることはできますが、一日中英語漬けの環境に身を置くことは容易ではありません。しかし、プログラミングを学ぶために海外へ留学することで日常的に英語を利用することになるため、自然と英語力も身に付くでしょう。
なお、留学する場合は英語の学習を目的とした語学留学よりも、英語とITの両方を学ぶことができるIT留学がおすすめです。IT留学では、通常の語学留学では学べない、IT業界の専門用語も英語で身に付けられます。
【メリット2】異文化に対する理解を深められる

現在ある一定レベルの英語力をお持ちの方の中には、海外留学に魅力を感じない方もいるでしょう。しかし、海外留学では日本で英語を勉強するだけでは学べない「異文化」を実際に体験し、理解を深められるメリットがあります。
グローバル人材として、海外を相手に仕事をするときには、言語だけでなく文化に対する理解も大切です。業務で英語によるコミュニケーションを図る場合、相手の文化を理解せずに意思の疎通を図ろうとすると、お互いの認識のずれにつながるケースもあります。留学して現地の文化やマナーを知ることは、ビジネス上のコミュニケーションに役立つでしょう。
【メリット3】最新の技術を身に付けられる

日本は世界に誇れる技術がありますが、ぜひ海外にも目を向けてみましょう。世界には、優秀なプログラマーがたくさんいます。
英語が理解できれば、プログラミングに関する最新情報を英語のWebサイトで入手したり、技術的な疑問点を解決するために英語で書かれたドキュメントを確認したりすることも可能です。また、オープンソースの開発コミュニティに参加する場合も議論は英語で行われるため、将来オープンソースの開発に携わりたい方は英語も学んでおきましょう。
ITの留学先としておすすめしたい場所は、インドのバンガロールとアメリカのニューヨークです。
インドはエンジニア人口も多く、バンガロールは「インドのシリコンバレー」と呼ばれているIT都市です。インドではヒンディー語などのさまざまな言語が使用されていますが、英語が共通語の役目を果たしています。
また、ハイテク産業の復興で「シリコンアレー」と呼ばれるニューヨークも留学先としておすすめです。シリコンアレーには、インターネット関連企業や半導体メーカーなどが集まっています。シリコンアレーのシリコンとは、PCに使われる半導体の主な材料、アレーとは小道という意味です。
シリコンバレー(サンフランシスコ)はアメリカ西海岸ですが、こちらのシリコンアレーは東海岸に位置します。
おわりに
グローバル化の進行により、海外経験を持つ人材は高く評価されます。すぐに留学することは難しいという方も、海外へのインターンシップ制度を持つWebスクールを選ぶことで将来IT留学しやすくなります。これから本格的にプログラミングを学ぼうと考えている方は、今後のキャリアプランも踏まえ、Webスクールを選びましょう。