システムエンジニアになるには資格は必要?SEにおすすめの資格
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- 2023/04/12
情報システム開発において、プログラミングによる実装工程よりも前の上流工程の業務を担当するエンジニアがシステムエンジニア(SE)です。現在、プログラマーとして活躍されている方でも、将来はSEとして上流工程を担当したいと考える方も多いでしょう。 今回はそのようなSEを目指している方やSEに興味をお持ちの方におすすめの資格をご紹介します。
目次
SE(システムエンジニア)になるには資格は必要?
SEになるために特定の資格は必要ありません。資格を一切持っていないSEもいます。しかし、資格を取得することは自身のスキル向上だけでなく、対外的にスキルを証明する際に役立ちます。
また、毎月の給料に上乗せされる「資格手当」制度や一時的に支給される「合格報奨金」制度などを導入している企業もあります。難易度の高い資格ほど資格手当・合格報奨金の支給額は高くなるため、ぜひ資格を取得しましょう。
SE(システムエンジニア)におすすめの資格
IT系資格は主に「国家資格(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施)」か、「ベンダー資格(企業が実施する自社製品の知識・技能を問う資格)」のいずれかに分類されます。SEは業務内容によって求められる知識・スキルが異なるため、自身のキャリアプランに合わせて適切な資格取得を目指してください。
1.基本情報技術者試験・応用情報技術者試験(国家資格)
IT系資格の中で最も多くのエンジニアが取得している資格です。毎年春と秋の2回実施されます。2022年度の受験者は基本情報技術者が13万8,649人(合格率23.425.6%)、応用情報技術者が6万8,5183人(合格率26.217.9%)でした。
「基本情報技術者試験」はITエンジニアの登竜門、「応用情報技術者試験」はさらなるレベルアップを図る方のための資格です。基本情報技術者試験は全問が多肢選択式ですが、応用情報技術者試験では午後の試験で記述式の問題が出題されます。
2.システムアーキテクト試験(国家資格)
以前は「アプリケーションエンジニア」と呼ばれていた国家資格です。アーキテクトとは設計を意味しており、「システムアーキテクト試験」は情報システムや組み込みシステムにおけるアーキテクチャーの設計をしたり、システム開発を主導したりするエンジニアを対象としています。
試験では情報システムと組み込みシステムに関する専門的な深い知識が求められます。令和元年度の合格率は15.3%と難易度の高い資格ですが、上級システムエンジニアを目指す方はチャレンジする価値があります。
3.ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)
ネットワークシステムの構築・運用に携わるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニア、またはそれを目指している方向けの資格です。
試験ではネットワークシステムの要件定義や開発・運用、保守に関する知識、ネットワーク・アプリケーション技術など、ネットワークに関するさまざまな知識が問われます。令和3平成26年度の合格率は12.8%と難易度は高く、ネットワーク系エンジニアが持っていると心強い資格です。
4.オラクルマスター(ベンダー資格)
オラクル社製品の「Oracle Database」に関する技術を証明する資格です。Bronze・Silver・Gold・Platinumと4つのレベルがあり、Bronzeから順番に取得していきます。民間資格ですが、Silverからは世界共通規格となり、世界的に通用する資格です。
資格取得に報酬を用意している企業も多いため、データベース系のSEは自身のスキルアップだけでなく、給料アップも見込める魅力のある資格です。
試験の難易度
国家資格である、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験、システムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験はIPAが主催なので、難易度の比較が容易です。 IPAが開催するシステムエンジニア系の資格の中で、基本技術者情報試験はまさしくエンジニアに必要な基礎知識を幅広く問われる内容となっています。
資格の勉強をするには
資格の勉強に費やす時間があまりなく、自宅で隙間時間に勉強をされる方も多いと思います。しかし、時間がない方にこそ、スクールで学ぶことをおすすめします。スクールでは、ただ知識を身に付けるのではなく、全体を体系的に学習することができます。体系的に学習することで、資格勉強にとどまらず現場でも応用可能なスキルを身に付けることができます。スクールでは、試験対策にプラスして実践力も身に付けることができるため、時間がない方でも短い時間で今後に生かす能力を身に付けることができます。
インターネット・アカデミーでは現場に精通した講師が体系的な指導を行うことにより、最短で2週間から現場でも通用する知識を身に付けることができます。
おわりに
今回はITの知識・技能を問う資格をご紹介しましたが、IT系以外の資格取得もおすすめです。クライアントの悩みを解決へ導くことがSEの仕事であるため、「中小企業診断士」などのビジネス系資格も大いに役立ちます。
SEとして活躍するためには新しい技術・知識を貪欲に身に付けることが欠かせません。こつこつと積み重ねてきたスキルの確認も兼ねて、資格取得にぜひ挑戦してください。
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システムエンジニアになるには、どんな資格が必要なのかな?