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【CMSとは?】使用者ではなく、開発者を目指すべき?CMSの種類やシェアについて詳しく解説!

  • 2023/10/04
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CMSは、Webサイトの構築や運営がかんたんにできる便利なツールです。初心者でも使いやすいことで注目を集めており、最近はCMSを導入したWebサイト制作の需要も高まってきています。この記事では、CMSの種類やそれぞれの特徴に加え、今話題の「ヘッドレスCMS」についても紹介します。また、CMSの「使用者」ではなく「開発側」に回ることで得られるメリットについても詳しく解説していきます。

AIちゃん
AIちゃん

CMSを使ったら誰でもかんたんにWebサイトがつくれるんだよね!

有村先生

そうですね。CMSはいまやたくさんの企業のWebサイトに使われている注目度の高いツールなんです。

目次

CMSとは?

CMSとは、Contents Management Systemの略で、専門知識がない初心者の方でも簡単にWebサイトやホームページの作成・管理・運営ができるソフトウェアシステムのことです。
CMSを導入すればPHPやCSSなどの言語を習得せずとも、テンプレートを使用することで簡単にWebサイトを自動生成することができます。

CMSを開発者側として利用するメリット

CMSを使用すれば、テンプレートを使用して簡単にWebサイトを作成することができますが、CMSをWebサイトの開発者として利用することができれば、よりクライアントに寄り添った提案ができるため、開発者としての自分の市場価値を高めることができます。
Web開発担当者としてCMSを提案するメリットは、Webに関する専門知識がなくても、クライアント自身が更新などを容易に行うことができるサイトを提供できる点です。特に、高頻度でコンテンツを更新したり、リアルタイムに情報を発信したりするサイトの制作には、CMSの導入が有効です。
つまり、CMSを導入することで、クライアント側にとって使いやすいサイトを構築できるだけでなく、Web開発者として、自身の市場価値も上げることがことができるのです。

CMSの利用規模

CMSを利用したWebサイトは長期的に増加し続けており、今後も利用規模が拡大するといわれています。W3Techsによると、2022年時点で世界中の全Webサイトに対するCMSの利用率は67%でした。

日本企業の約4割がCMSを導入

現在、国内でもあらゆるWebサイトがCMSで作られています。2022年時点で、コーポレートサイトにCMSを導入している企業は約40%でした。2019年~2021年にサイトリニューアルをきっかけにCMSを導入した上場企業を含めると、CMS導入率は5割に達しています。

ここ数年でCMSを導入している上場企業は増加傾向にあり、特に新興企業を中心に構成されているグロース市場では、約60%の企業がコーポレートサイトにCMSを導入しています。

参考:コーポレートサイトのCMSシェアと導入率

CMSの種類

CMSの種類は大きく分けて3つあります。

  • オープンソース型CMS
  • パッケージ型CMS
  • クラウド型CMS

無料で使用できる「オープン型CMS」

プログラムのソースコード(プログラムの処理内容を書いたテキストファイル)が一般公開されているCMSです。基本的に無料で使用できるため、Webサイト制作にかかるコストを節約できます。商用利用に限らず使用できますが、システム会社からのサポートは受けられないため注意が必要です。

ページ数が多いサイト制作におすすめ「パッケージ型CMS」

商用利用を前提に、システム会社が販売している有料のCMSです。システム会社のサポートを受けられるため、安心して利用することができます。ページ数の多いWebサイトの制作にも向いており、幅広い用途で利用できます。

手軽に使い始められる「クラウド型CMS」

インターネット上にあるクラウドを経由して利用するCMSです。オープン型CMSやパッケージ型CMSとは異なり、サーバーにCMSをインストールせずに毎月の利用料を支払うだけで利用することができます。ランニングコストが安く、バージョンアップも自動で行われますが、カスタマイズの自由度は他2つのツールに比べて低いです。

CMSの国内シェア

国内のCMSシェアをランキング形式にすると、以下の順位になります。

順位 種類 シェア率
1位 Wordpress 87.9%
2位 Adobe Experience Manager Sites 3.2%
3位 Shopify 2.1%
4位 EC-CUBE 1.8%
5位 ホームページ・ビルダー22 1.6%

圧倒的なシェア率を誇るWordpress

国内のCMSのうち、Wordpressはシェア率87%と、非常に高いシェア率を誇っています。

Wordpressは、オープンソース型のCMSなので基本的に無料で利用できます。また、カスタマイズできるデザインテンプレートとプラグインが豊富です。テンプレートを使用することで、様々な目的のサイトを、少ない工数で開発することが可能です。

Wordpressのカスタマイズには、HTMLやCSS、PHPを使用します。これらを使用することで、WordPressのテーマやプラグインをカスタマイズすることができます。特に、PHPを使用することで幅広くカスタマイズすることができるようになります。

PHPは、WordPressはもちろん、他のWebアプリケーションの開発などにも利用されているプログラミング言語です。他の言語と比べて易しく、初心者の方でも習得しやすいことが特徴です。

近年のトレンド!「ヘッドレスCMS」

ヘッドレスCMS(Headless CMS)とは、ヘッドがない、つまりバックエンド部分であるコンテンツ管理機能のみを搭載したCMSのことです。
従来のCMSとは異なり、その目的が純粋にコンテンツを管理することに限定されており、フロントエンド(コンテンツの表示機能)とバックエンドを分離し、APIを用いて情報のやり取りが行われます。

従来のCMSは、Webサイトに求められる多種多様なニーズに対応するため、様々な機能を取り込んだ製品が多くありました。しかし、その分表示速度が重くなる傾向にありました。

今後は、コンテンツの表示速度を高めるために、CMSも軽量で表示が速いことが重要ポイントとなります。また、コンテンツ管理に特化し、外部ツールとの連携がしやすいものが求められるようになると考えられており、そのニーズに合ったものとして「ヘッドレスCMS」が近年注目を集めています。

参考:ウェブデザイニング 2023年10月号

おわりに

CMSを導入したWebサイト制作の需要は高くなっています。だからこそ、CMSを利用する側に回るのではなく、CMSをカスタマイズできる開発スキルを身につけることで、自身の市場価値を高めることができます。

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