インドにおけるデジタルマーケティングの必要性
2014年7月28日
みなさん、こんにちは。私の名前はニシャンツ、現在インターネット・アカデミー バンガロール支店でWebディベロッパー、そしてIAのデジタルマーケティング戦略担当として働いています。
私はニュージーランドのマッセー大学で機械工学分野のエンジニアリングを勉強しました。ニュージーランドで勉強したあと、2012年にバンガロールに来ました。
正直に言うと、私は機械工学の分野での仕事を探すことには興味を持てませんでした。そんなとき幸運にもインターネット ・アカデミーがインドで最初の支店をバンガロールに開校することを知りました。
ホームページとグラフィックのコースを終了したあと、私はフリーランスとしての活動を始めました。私の友達の一人がアクアリウム用品の会社のマネージングディレクターをしていたので、その彼の会社に向けてソーシャルメディアやプロモーションのためのコンテンツを制作していました。
いくつかのプロジェクトを成功させたのち、別のクライアントから、レストランのWebサイトをFacebookやtwitterといったソーシャルメディアプラットフォームと統合してほしいという依頼を受けました。
それはまさに私のデジタルマーケティングに対する興味が燃え上がっているときのことでした。
私がデジタルマーケティングについての調査を開始したときに、インドがインターネットユーザーが世界で3番目に大きな国であることが分かり驚きました。
インドには1億9,100万人ものインターネットユーザーがいます。これは私たちが簡単で安価なマーケティング手段を用いて、これだけたくさんの人たちにリーチすることができるということです。
それらの事実に私は大変興奮しました。エンジニア系の学生がマーケティングの分野に移ることは多少の困難を伴うかもしれません。一旦立ち止まり、顧客のように考え、顧客の立場にたって彼らが何を望んでいるかを想像したうえで、それを創り出すことに挑戦することが必要です。
現在、インドにおけるデジタルマーケティング関連職種は、30,000以上の雇用機会がある巨大な分野となっています。これは国の成長に伴ってこれまでのオフラインマーケティングからデジタルマーケティングに主流がシフトしていることを表しています。それはデジタルマーケティングを採用している巨大グローバル企業だけに限ったことではなく、小さな個人事業主までにあてはまることです。なぜならオンラインマーケティングはユーザーのすべての動きに対応した追跡可能な大量の情報と、ユーザー個々に応じたマーケティングコンテンツを事業者に提供してくれます。これはオフライン マーケティングには著しく欠けていた特徴です。
アドビシステムズ社のレポートによると、インドのマーケティング担当者の22%は、そのマーケティング予算の50%以上をデジタルマーケティングに費やしているそうです。これは数十年のあいだになんと93%まで上昇すると言われています。これは2020年までに、統計上もっともインターネットを利用する層といわれる35歳以下が人口の64%を占めるという事実に基づいています。
このような大きな潜在需要があり、安いコストで取り組むことができるソーシャルメディアは、インターネット・アカデミーの強力な評判と存在感を構築するためにはうってつけだと気がつきました。IAは最高の教育機会を提供し、Facebookはその閲覧者に対して、興奮と好奇心を創造するためのメッセージを運ぶ手段として理想的なツールとなります。
この先私を待っているエキサイティングな挑戦を楽しみにしており、グローバル市場で働くことに興奮しています。
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