アメリカ独立記念日とハリケーン
2014年7月 7日
7月4日はアメリカ国民にとってはとても大切な一日です。みなさんご存知、アメリカの「独立記念日」ですね。これまで、何回か独立記念日をボストンで過ごしていますが、その日は一日中騒がしく、一年の中で最もボストンが賑やかになる日の一つではないかと思っています。ボストンでは、毎年の恒例行事として、Boston Popsの野外コンサートが催され、その夜には花火が打ち上げられます。チャールズリバー沿いの公園で、日中から屋台が出てまさにフェスティバル。
が、しかし。今年はアーサーのせいでスケジュールがバタバタと変更されてしまいました。
ん?アーサーって誰のことかって?
はい、アーサーとは、米国を襲ったハリケーン(台風)の名前です。
日本では、台風1号、台風2号と台風の発生順に号数で呼ばれますが、アメリカでは発生順に人の名前がつけられていくのです。しかも、発生した順番にABC順で名前が付けられていくので、数字が付与されなくても何番目のハリケーンなのかまで分かるという、効率的な仕組みが導入されています。つまり、Aから始まるアーサーと言う名前のハリケーンは、2014年で初めてのハリケーンなのだと分かります。
さて、話はズレてしまいましたが、このアーサーがちょうど7月4日にボストンに直撃するという予報があり、今年は急遽、前日の7月3日にBoston Popsのコンサートと花火大会が開催されました。そんな、突然の予定変更だったにも関わらず、チャールズリバー沿いは大勢の人々が集まって大騒ぎ!米国の誕生を記念して、「Happy Birthday!」と叫ぶ人たちを見ていると、日本ではない光景だな、と感じました。
ちなみに、ニューヨークにいる同僚のEricは、ブルックリンのビーチで開催されているパーティーに行ってきたようです。こちらは予定通り7月4日に開催したものの13時頃には大雨に打たれ、Ericは早めに退散してきたとか。風邪を引かないといいですね。
最後にニューヨーク校から見るNYCの花火の写真をお届けします。
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