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ユーザーエクスペリエンス(UX)のためのデザイン

2014年9月22日

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Webデザインに関することで最も重要なことの一つは、一流のユーザーエクスペリエンスを保証することです。
絶対的にすばらしく、ユニークなサイトをデザインすることができたとしても、もしユーザーエクスペリエンス(UX)が欠けていると、Webサイトのアクセス数やクリック率に深刻な影響がでてしまいます。

Webサイトを読み込む際に、ユーザーが抱えている一つひとつの疑問にすべて答えてあげることが重要です。
「連絡先はどこだろう?」「アカウント登録はどのようにすればいいのだろう?」「私の知りたい答えはどこにあるだろう?」といったものです。もしこれらの疑問に明確かつすぐに答えられない場合、ユーザーは不満を抱えて、そのページを離れていってしまうことでしょう。

たとえ現在のデザインが視覚的に魅力的であったとしても、UXを向上させるためには、ときに再設計または完全に修正することが重要となります。

まず、良いUXとは何かを理解しましょう。典型的なUXの最初の要件は、お客様の正確なニーズを把握することです。次に、その製品を使うことが喜びとなるようなシンプルさと洗練された上質さを生み出すことです。

視覚的には魅力的なのに、完全にUIとUXに欠けたデザインのWebサイトを作っている人をしばしば見かけます。この欠点はフォントや色に関するユーザー心理を理解し、実践することで克服することができます。ただのフォントですよ?そう、フォントです!正しいフォントと色の選択こそが良いデザインを支えます。

まず何より、ユーザーが情報を読む際に、ユーザーの注意を引きつけ続けてそれを助けることができるような、デザインに合ったフォントを選ぶことが必須です。これを実現するには、最初に正しいフォントを選び、そして文字の間隔と単語の間隔をCCSの属性で微調整することです。良いデザインは常に、多くの調査と、根気よく練習を繰り返すことで実現できます。次に、コンテンツを読みやすい色を選択することです。お互いによく溶け合うような色や、補い合うようなおかしな色を選んだ場合には、それによって、文字が読みづらくて全体的にはっきりとしないかも知れません。

インターネット・アカデミーのWebデザインコースでは、これらの要素に重点を置き、受講生が普通のデザインと効果的なUXデザインとの違いを理解することを助けています。あなたが顧客の立場に立って、彼らがどのように考えるのかを正確に推測することができれば、すでにその道の半ばと言えます。

次にPhotoshopを起動するときには、効果的なWebサイトをデザインするために、一度立ち止まり、ユーザーがあなたのWebサイトに最初にアクセスしたときに、その各ステップでどのように感じるのかを考えましょう!

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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