「アメリカ発Web技術活用事例紹介セミナー」を開催しました
2015年2月 1日
ちょうど先月、一週間ほど日本に帰国していた際に、渋谷校にてセミナーの講師を担当させていただきました。今日は、そのセミナーの内容について紹介をいたします。
セミナーのタイトルは「アメリカ発Web技術活用事例紹介セミナー」です。私が、ニューヨークやボストンで仕入れてきたさまざまな情報やWebサイトの事例などを、1時間ひたすら紹介をするといった内容のセミナーです。その中でも受講生の方からの反応が良かったのが、最近、新聞やオンラインメディアで毎日のように目にする「IoT (Internet of Things)」関連のものでした。
紹介したネタのいくつか
ニューヨーク地下鉄のサイネージ
ニューヨークの地下鉄にあるデジタルサイネージは、タッチパネルディスプレイになっていて、乗換案内であったり、運行情報などをチェックすることができます。
実は、ここで使われているサイネージは、Webブラウザ上のコンテンツなんです。たまたま、画面が起動中の状態を見る機会があったのですが、Windows 7上でブラウザを動かしていました!
導入コストや、メンテナンスの効率性などを考えると、今後、こういったWebベースのサイネージは増えてきそうですね。
スマートなタマゴケース
タイトルだけ見ると、不思議な印象を持たれると思います。これは、「Quirky」という「スマート○○」な製品を扱っているサイトで販売がされているもので、冷蔵庫に入れるタマゴケースにセンサーが付いていて、クラウド上にデータが送れるというものです。
ときどき、スーパーに行った際に、冷蔵庫にタマゴがいくつ入っているのか気になることはありませんか?そういうときに、スマートフォンからアクセスして、自宅に何個のタマゴが残っているかを確認することができるのです。
いずれは、冷蔵庫全体がスマートになってくると、冷蔵庫の中に入っているものを使ったレシピをレコメンドする機能などが出てきそうですよね。
Egg Minder http://www.quirky.com/shop/619
街灯コントロール
こちらは、スマートシティ関連です。街全体の電気エネルギーのコントロールや、それと同時に、安全管理面でも使用用途がありそうです。
TVILIGHTというオランダの会社のサービスなのですが、たとえば、「24時以降は街灯の明るさを落とす」とか、自動車が通った場合には「300m先までの電灯を明るくする」とか、街の環境や季節などに合わせて、街灯をコントロールできるようになっています。
誰がコントロールをするのかはわかりませんが、その機能の調整をスマートフォンやタブレットからできるようになっているんですね。
エネルギー管理は非常に重要なトピックとなっていますので、今後、注目の領域の製品かもしれませんね。
TVILIGHT http://www.tvilight.com/
以上、のほんの一部ではありますが、今回のセミナー内容のご紹介でした。
次の帰国日程は未定ですが、また帰国時にはセミナーを開催したいと思いますので、みなさま、ぜひご参加ください。
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