私たちは就職率100%を目指します!
2015年4月11日
インターネット・アカデミーでは、日常的な授業の実施以外にも、受講生の就職をサポートするためのさまざまな活動をしています。
そのうちの一つに、キャンパスインタビューがあげられます。
現在、インターネット・アカデミー バンガロール校で勉強している受講生のうち、その8割以上は就職や転職を目的としています。
私たちの仕事はただ授業を教えただけで完結するものではなく、入校していただいた受講生が希望する就職を果たすまでが私たちの責任です。
Webデザイナー、ITエンジニアを育成するインターネット・アカデミーには、そうした人材を求める企業から日々求人募集の問い合わせをいただきます。
現在はグループ会社のウェブスタッフの協力を得て、毎週のようにキャンパスインタビューを開催しています。
WEBSTAFF
http://www.webstaff.jp/
キャンパスインタビューでは、企業の採用担当者を招いて、会社概要、ジョブディスクリプション(職務記述書)についての説明をいただき、そのうえで就職を希望する受講生に対するスキルチェックテストや、一斉面接を実施します。
ちなみにジョブディスクリプションとは、その求人募集に関して、どういった職務内容を想定していて、それにあたってどういうスキル、経験が求められるのかを記述した、企業側から提示されるいわゆる募集要項のようなものです。
インドの採用活動は、とても展開がはやく、企業から問い合わせのあった数日以内には集団面接や選考を実施し、2~3日ですべての選考が終了し、すぐに内定が出ます。
今までも、はやい場合では企業から問い合わせがあって翌日にキャンパスインタビューを開催し、その翌日には最終面接、その場で内定というケースもありました。
受講生には、明日面接がありますが、来られますか?とお声がけをすれば、すぐに10人ほどの候補者が集まります。
そうしたスピーディーな就職活動に向けて、あらかじめ準備をしておけるように、授業以外でも特別講義をもうけて、履歴書の書き方、面接に臨む心構えなどをレクチャーして、受講生の就職活動をサポートしています。
この10年間におけるGDP成長率で平均約8%にも迫る経済成長を遂げてきたインドですが、雇用市場には問題が少なくありません。
インド政府が実施している全国標本調査(NSS / National Sample Survey)によれば、全産業に占める農業関連の就業者が47%(2012年時点)と高い一方で、ITサービス業はわずか1%未満にとどまります。
インド雇用市場全体の問題として、新興国の代表格ともいえる中国と比較しても、その就学率の低さがネックとなり、資本集約型産業、知識集約型産業への労働力シフトが進んでいない傾向が見られます。
インド政府も初等教育の一層の充実のために2010年に「無償義務教育法」を施行するなど、改善に向けた取り組みが進められますが、こうした教育施策が効果を表してくるには、最低でも10年スパンでの時間を要します。
すでに就学期を終えた社会人層に対する職業訓練の充実こそが、現在の雇用市場の問題を解決するうえで必要不可欠な取り組みとなってくるはずです。
ピーター・ドラッカーもその著書『マネジメント』のなかで、「社会の問題は、機会の源泉である」と述べています。(原文は下記)
社会の問題は、社会の機能不全であり、社会を退化させる病である。それは組織、特に企業のマネジメントにとっての挑戦である。機会の源泉である。
ピーター・F・ドラッカー『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』(ダイヤモンド社、2001)
私たちが取り組んでいることは、必ずインドの経済発展にも貢献し、人々の生活を豊かにするものだと信じています。
一人でも多くの受講生が希望の就職を果たせるように、まずは就職率100%を目標に、引き続き教育、就職支援の両面からサービスを充実させていきます。
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