GW前に見ておきたいユニークな観光客誘致サイト集2015
2015年4月19日
旅行をする場合、事前に情報収集する上で何をお使いになりますか?最近は旅行の計画を立てるどこかしらのタイミングでインターネットを利用するという方は多いのではないでしょうか。
実際、Googleの「The 2014 Traveler's Road to Decision 」の発表によると、観光旅行者の78%、ビジネス旅行者の80%がインターネットをメインの情報源として活用しているそうです。
また、全旅行者のうち4割以上の人が旅行に関する動画を視聴しているそうで、最近の観光ビジネスに携わる上では、文字と写真だけのWebサイトではなく、動画マーケティングに力を入れなければならないことも分かっています。
GW前でもあるので、本日はユニークな日本の観光誘致プロジェクトのサイトをいくつかご紹介したいと思います。 観光キャンペーンや動画マーケティングの参考にもお使いください。
1.Lady Kaga | Official Site レディー・カガ 公式サイト
レディー・カガは、石川県加賀温泉郷の情報発信、おもてなしの向上を目指し、立ち上げたプロジェクトだそうです。 メインプロジェクト自体は2014年で終了していますが、くまモンとコラボした動画を配信するなど、一観光協会が行うプロジェクトとしては大変ユニークなものでした。
2.泣ける!広島県\(TT)/
「広島県は、感動の涙で泣ける!」というコンセプトの観光誘致サイトです。 広島県が観光客誘致戦略の中核として企画したもので、Perfumeが表紙を飾る無料ガイドブック「泣ける!広島県」は初版5万部があっという間になくなり、増刷が決まったほど大人気だったとか。
実はこの前身の観光プロモーション「おしい! 広島県」も、大変ユニークで、ネット上で話題となった過去があります。
3.なめんなよいばらき県
都道府県の魅力度ランキング最下位常連という茨城県が、"魅力がないわけじゃなくて知られていないだけ!"と、様々な切り口から茨城の魅力を伝えるという観光キャンペーンです。 独自の広告大賞アワードを開催したり、魅力を伝える動画配信に力を入れていたりします。
4.伝説の岡山市
伝説の岡山市スペシャルサイトでは、その名の通り次々と生まれている岡山市の伝説が紹介されています。
ちなみに、上記は岡山「市」が推進するプロジェクトであり、岡山「県」が進めている観光プロジェクトが「もんげー岡山!」です。 こちらは、岡山の方言にクローズアップして魅力を伝えるというコンセプトで、PRソングやスペシャルムービーの配信など、動画マーケティングに力が入っています。
5.CIMANETIC - 映画みたいな島根
島根県のさまざまな情景を映画のシーンのように紡いでいくWebサイトが、「CIMANETIC」。癒し系の音楽に合せるように島根でしかみることができない情景が次々と流れて来て、ちょっとしたトリップを楽しむことができます。 最近は「話題になる」ことに注力しすぎているようなキャンペーンが多い中で、「正統派」なブランディングを行っているプロジェクト、という印象です。 ぼーっと見ているだけでプチトリップが楽しめますよ。
6.やまぐち幕末ISHIN祭
山口県では、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の放送を契機として、平成30年の明治維新150年に向けて、幕末維新をテーマとした観光キャンペーン「やまぐち幕末ISHIN祭」を展開しています。 公式キャラクターは、大河ドラマに合わせて吉田松陰の妹の「文(ふみ)」を採用。5年間続く予定の壮大なキャンペーンです。
参考サイト
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