無料で使える便利なテキストエディタ5選
2015年5月10日

コーディングの効率を高めるためには、さまざまな工夫がありますが、その一つが「どのエディタを使用するか」ということでしょう。Adobe社が販売している「Dreamweaver」は、とても有名でWeb開発の現場でも良く使われているツールのひとつですね。今回は、Dreamweaverのように視覚的にコーディングをチェックできるライブプレビューなどはなくとも、コーディングをサポートする機能を多く持っている無料のテキストエディターを紹介したいと思います。
1. TeraPad
インターネット・アカデミーの授業でも使用しているWindows用のテキストエディタです。国産であるため、日本語のインターフェースが整っているのが安心です。ただし、そこまで複雑なコーディングサポート機能があるわけではなく、シンプルな作りとなっています。
2. CotEditor
こちらもインターネット・アカデミーの授業で使用しています。CotEditorはMac用のテキストエディタです。こちらも日本語のインターフェースが完全に用意されているためシンプルで使い易い仕様になっています。
3. Sublime Text
アメリカをはじめ、今、とても人気のあるWindows、Mac、Linuxに対応しているテキストエディタです。コーディングの効率を高めるためのアドオン機能が充実していて、自分に必要なアドオンだけを別途インストールして自分なりのエディタにカスタマイズしていくことができます。製品版は有料なのですが、無料の評価版が30日ほど試せるので、ぜひ使ってみてください。
4. Atom
プログラミングのバージョン管理ツールとして有名なGithub社がリリースしているテキストエディタです。こちらもSublime Textと同様にアドオンを追加していく形で自分なりのエディタを作り上げていくことができます。ちなみにAtomは、Atom自体がHTMLやCSS、JavaScriptなどのWeb技術を使ってソフトが作られています。これからはこういったデスクトップアプリそのものがWeb技術を使うということも増えてきそうですね。
5. Brackets
Dreamweaverでも有名なAdobe社が提供している無料のテキストエディタです。こちらもAtom同様、Web技術ベースで作られたソフトであり、かつアドオン機能もどんどん充実してきています。そしてこのBracketsには、クイックドックスという機能があり、CSSのプロパティの解説をエディタ上で見ることができます。実は、このクイックドックスに使われている解説こそ、何を隠そう私がW3Cで携わっていたWebPlatform.orgから引用されてきているのです。実際に私が書いた解説も引用されていたりします。
ということで、個人的な気持ちとしてはぜひBracketsを使っていただきたいなと思います。私も、もちろんBracketsを使用しています!今は、W3C Fellowを私の後に引き継いでいるニシャンツ先生が、WebPlatform.orgに記事を投稿していますので、彼の解説がBrackets上で見れる日も近いと思います。
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