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Photoshopで普通の写真をミニチュア風写真に加工する方法

2015年5月20日

20150520.jpg

UNIQLO CALENDAR」をご存知でしょうか。 2009年~2011年の間、ユニクロが公開し、最終公開時には総視聴回数が全世界で5億を超えた有名なカレンダーアプリケーションです。 美しい映像と音楽で構成されているのですが、私が特に気に入っていたのは、映像で使われているミニチュア風の表現手法でした。

なので、今日はPhotoshopを使ってミニチュア風の写真を作る簡単なチュートリアルをご紹介します。

キーワードは「チルトシフト」

ミニチュア風の写真は、「チルトシフトレンズ」というカメラレンズを使って撮影をすることで作成できます。 ただ、そのレンズがなくても、Photoshopがあれば、フィルターを使って簡単に同様の加工をすることができます。

それでは、やり方をご紹介しましょう。


用意するもの

  • ・アオリ写真(見下ろした状態で撮影された写真)
  • ・Photoshop (バージョンはCS6以上)




加工の手順

1.写真を用意

20150520_moto.jpg




2.メニューバーの[フィルター]-[ぼかしギャラリー]-[チルトシフト]を選択

pic2_0520_01.jpg




3.ぼかしの範囲や向き、位置を調整

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4.メニューバーの[イメージ]-[色調補正]-[色相・彩度]を使って、彩度を適度な数値まで上げる。
※必要に応じて、色調補正やぼかしの追加調整をしましょう。

pic2_0520_02.jpg




5.完成!

pic2_0520_04.jpg




コツとまとめ

  • ・写真の中に人物、乗り物、建物が入っているとよりミニチュア風になります。
  • ・フィルタの位置は、上下にぼかしが入るようにしてください。
  • ・最後に彩度をあげることがコツです。彩度をあげればあげるほど、より「らしく」なります。
  • ・色調補正の他にはレベル補正、アンシャープマスクなどの補正があると、より良い写真に仕上ります。


いかがでしたでしょうか。 数値をいくつまで上げる、とか、そういったことにはこだわらず、いろいろと試してオリジナルのミニチュア・ジオラマ風写真を作ってみてくださいね!

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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