ネットで便利になったバンガロールFRRO
2015年5月23日
先日、バンガロールFRROに行ってきました。
FRROは外国人登録事務所(Foreigner Regional Registration Office)の略で、インドに長期で滞在する方にはおなじみの機関です。
ここでは長期滞在する外国人のための外国人居住許可証の発行や、各種ビザの更新などの手続きを行うことができます。
デリー、ムンバイ、チェンナイ、そしてここバンガロールなどを含めた大きな都市にはそれぞれFRROのオフィスが構えられており、それら以外の中小都市の場合は、警察署内に設けられたFRO(foreign registration office)にて同様の手続きをとることが可能です。
バンガロールのFRROはシャンティナガーという場所に位置しており、大きなバスの停留所が目印です。
ここからチェンナイや各地への長距離バスを利用することができます。
バンガロールのFRROがこの場所に移転したのは2013年11月です。
現在は設備も新しくなり、私が最初にインドに来たときよりも随分と便利になったと思います。
移転前のオフィスでは、とにかく人がごった返していて、混沌としていた印象しかありませんが、現在は事前のオンライン申請が必須となり、訪問時間を予約する方式になっているため、当日の対応も比較的スムーズでした。
とはいえ、朝に申請した書類を夕方受けとるといったような、長い待ち時間は相変わらずでしたが。
インド入国管理局
http://www.immigrationindia.nic.in/
近年、インドでは政府関連や役所の手続きなどにもネットを使ったシステムが導入され、みちがえるような効率化が進められています。
インターネット・アカデミー バンガロール校のスタッフの話でも、つい数年前まではパスポートの取得や、税金の支払いなど、役所手続きは必ず一日がかりで、ひどいときは分厚い書類の束を用意して訪問しても、受付さえしてもらえず出直すという非効率な状態だったものが、ここ2、3年のあいだに急ピッチで改善されているそうです。
インドでの生活インフラにも、ますますインターネットやITの技術が導入されていくことで、経済発展のスピードも加速度的に高まっていくものと感じます。
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