開発スピードを上げる人気のフレームワーク4選
2015年6月24日
「Bootstrap」をはじめ、近年ではフロントエンドの開発をスムーズにするフレームワークが次々と登場してきています。フレームワークを使用することで、デザインコンセプトを簡単に統一でき、さらにレスポンシブWebデザインにも対応したWebサイトが作れてしまいます。そのようなフレームワークの中で、ぜひ知っておきたいものをご紹介させていただきます。
Bootstrap
冒頭から名前が登場しているBootstrapですが、これはWeb開発者なら誰もが知っているCSSフレームワークです。Twitter社が開発したフレームワークで、レスポンシブWebデザインにもいち早く対応し、またフラットデザインを採用したデザインも受けて一気に普及した印象があります。また、Bootstrapを使用したテンプレートなども販売されていて、導入しやすいフレームワークではないかと思います。
Material-UI
Material-UIは、GoogleがAndroid OSで使用しているマテリアルデザインのコンセプトを実現させるCSSフレームワークです。Googleが公開しているマテリアルデザインガイドラインに基づいてCSSフレームワークが設計されているのですが、このガイドラインではボタンクリック時のアクションなども定義されているため。
Titon Toolkit
Titon Toolkitは、HTML5による意味づけ、CSS3によるアニメーションやデザインスタイル、JavaScriptの最新APIによる機能などを含んだフレームワークです。ナビゲーションやボタンのアクションなどもフレームワークで一気に開発することができます。もちろんレスポンシブWebデザインに対応しています。
Schema
Schemaは、複数のViewport (大きめのデスクトップ、小さめのデスクトップ、タブレット、モバイル) などに対応するための自由度の高いレイアウトを実現しやすいフレームワークです。またCSSにはLESSというCSSの拡張メタ言語を使用しています。
ここで出てきたCSSの拡張メタ言語というものは、次回の記事で紹介したいと思います。フレームワークを使用することで、開発スピードを上げることが可能です。それぞれ目的によって使い分けることもできますので、まずは一度、フレームワークに触れてみてください!
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