Adobe Photoshop CC 2015で追加されたアートボード機能をチェック!
2015年6月28日
6月16日にアドビ社がAdobe Creative Cluudのメジャーアップデートを行い、CC 2015がリリースされました。同時にAdobe Stockのリリースがあるなど、多くのデザイナーがそわそわしているのではないかと思います。(Adobe Stock については先日のささくら先生の記事「Adobeがストックフォトサービスを開始!」をご覧ください)
今日は、Photoshop CC 2015の新機能で、個人的に気になったアートボード機能を簡単に紹介していきたいと思います。
アートボード機能は、CC 2015版から新たに追加された機能です。主な目的として想定できるのは、Webサイトやスマートフォンサイト、アプリを作成する際の画面遷移図やレスポンシブWebデザインのデザイン案を一画面上で作成するということでしょう。アートボード機能を使うことで、全画面で共通して使うパーツをコピーアンドペーストしやすいというメリットがあります。
それでは、Photoshopの画面を見ていきましょう。
1. まずは新規ドキュメント作成画面を見てみましょう。[ドキュメントサイズ] の項目の中に新たに[アートボード] が追加されていることがわかります。
2. [ドキュメントサイズ] を選択すると [アートボードサイズ] からプリセットされた画面サイズを選択することができます。アップルウォッチも導入されていますね。
3. ワークスペース上にアートボードが設置されました。移動ツールでアートボードの名前の部分をクリックすることで、アートボードの移動やサイズ変更が可能となります。ちなみに、レイヤーパネルにはアートボードのグループが自動生成されますが、グループ名を変更することでワークスペース上のアートボードの名前も変更されます。
4. ツールボックスには[アートボードツール] が新設されています。
5. ツールオプションパネルには、[アートボードの追加] ボタンもあるので、事前にツールオプションパネル上でサイズを設定した上で、[アートボードの追加] を選択し、ワークスペース上にドラッグで追加できます。
詳しい情報は、アドビ社Webページのビデオでチェックしてみてください。
他にも、Photoshopでは霞をコントロールすることができる「Dehaze (ディヘイズ)」という機能も追加されたり、[コンテンツに応じた移動ツール] が強化されるなどのアップデートもありました。もちろんPhotoshop以外のソフトも新機能が追加されていますので、いろいろとチェックしてみてください!
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