ポーランドのタイポグラフィを楽しむ

2015年7月27日

「デジタルアーカイブ」という単語を聞いたことはありませんか？？博物館や美術館、図書館などに収められている文化財をデジタル化して保存することを「デジタルアーカイブ」と言い、デジタルデータとして作品を公開したり、文化財を修復したりするためなどに行われています。

今回は、ポーランドで、デジタルアーカイブ化されたタイポグラフィのとあるプロジェクトサイトをご紹介します。

文化財のタイポグラフィを楽しむ「Polona/Typo」

「Polona/Typo」は、ポーランドの制作会社HUNCWOT によるプロジェクトです。まずは、画面上の「TYPO」という画像をクリック。

その後、出てくる画面で何かキーワードや文字を打ち込みます。

すると、オシャレなフォントに変換されるのです！

出てきたタイポグラフィは、すべてポーランドの国立図書館が所蔵する書物などのデジタルアーカイブにリンクしていて、いずれも文字をクリックするとその詳細が確認できるようになっています。

表示されたタイポグラフィは、ランダムに表示されるため組み合わせが気に入らなければ簡単に作り直しもOK。また、SNSでの拡散やプリントアウトもできます。

デジタルアーカイブの新しい活用プロジェクトとして、大変オシャレで楽しい取り組みだと思います。
ぜひ一度アクセスを。