いつ、どこに行ったか分かるGoogleマップの「ロケーション履歴」
2015年8月17日
あの時、ふらっと入ったお店、すごく良かったけど場所が分からない...。 思い出したいけど思い出せない。
...よくありますよね。
もし、そんな自分の行動履歴を取っておきたいけど日記に書いたりするのが面倒、という方にお勧めなのが、Googleの「ロケーション履歴」という機能です。 「ロケーション履歴」の記録をとれば、自分がいつ、どこへどうやって行ったのか、行動の記録を日付別に確認することができるようになります。
ロケーション履歴の設定方法
ロケーション履歴を使いたい方は、Googleアカウント、そしてAndroidのスマートフォンを用意しましょう。
まず、ロケーション履歴をオンにして、使用できる状態にする必要があります。 設定は、『Google マップ』か、『Google設定』のいずれかのアプリから行います。
Googleマップアプリから変更の場合
メニューの中にある、「Googleの位置情報設定」を選択し、 「現在地送信機能」と「Googleロケーション履歴」の2つをONにしてください。
Google設定アプリから変更の場合
「位置情報」の中にある、「現在地送信機能」と「Googleロケーション履歴」の2つをONにしてください。 詳しくは、モバイル Google マップ ヘルプの「ロケーション履歴の管理」に記載があります。 ロケーション履歴を削除したい、または解除したい場合も、上記のリンクからご覧ください。
どんな使い方ができる?
ブログをよく書いたり、旅行が趣味という方には、自分の行動記録をとることができるので、旅行時のメモを取る手間が省けます。 しかも嬉しいことに、この設定をオンにしていても、バッテリーにはさほど影響が出ないとか。
また、スマートフォンをどこかで落としてしまった、という人がこのロケーション履歴を追って見つけた、という話を聞いたことがあります。
もうすぐ登場予定の新機能「Your timeline」
上記はすでに使えるサービスですが、米Googleは7月21日(現地時間)、さらに新機能として「Your timeline」を発表しています。 アメリカでもまだ一部ユーザーにしか表示されていないようで、日本ではまだ非公開ですが、使えるようになるとメニューの「マイプレイス」の下に「Your timeline」という項目が表示されるようになります。
この新機能は、その日の移動履歴を地図上に記録したり、時系列で確認したり、Googleフォトと連携してその場所で撮影した写真を表示させたりすることができる機能です。 タイムラインは編集して保存することもできるようです。 もちろん、あくまでもプライベートの情報として、本人以外は閲覧できず、削除することもできます。
「地図を見る」ということ以上のことができるようになり、使い方次第で地図アプリというのもいろいろと便利になっていくようですが、忘れちゃいけないのはそれだけ個人の行動記録がオンライン上に残るようになった、ということです。
それを胸にとどめて、使いたい方が使うべきときに活用することが大事だと、私は思います。
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