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インドといえば

2015年9月27日

インド人はチャイが好き、chaipoint

みなさん、インドいえば何を思い浮かべますでしょうか。私が、ここバンガロール(ベンガルール)で生活をしていて、最初に思い浮かぶものは「チャイ」です。チャイはインドの人に愛されていおり、おそらく、ほとんどのインド人が1日に1杯は必ず飲むといって良い国民的な飲み物です。

インドのお茶文化の始まり

インドでここまでお茶の文化が広がった理由は、イギリス植民地時代の歴史的背景にあるそうです。それはアヘン戦争前後のイギリス-中国-インド間貿易が関係しています。当時、中国はイギリスにお茶を輸出して莫大な利益をあげていました。しかし、イギリスが仕掛けたアヘン戦争により、中国の力が弱まると、イギリスは中国が大事にしていた門外不出の「茶の木」と「技術者」をインドへ輸出してしまいます。そこからインドでのお茶の文化が始まり、チャイティーが誕生したのです。

現在のインド人とチャイ

さて、お茶の文化が誕生したころは、お茶にしても砂糖にしても高級な嗜好品でしたが、今では国民的な飲み物としての地位を確立しています。ここバンガロールでも、チャイを出すお店がたくさんあります。道路脇には必ず露店があり、木で出来た簡易な移動式のお店から、ちょっと大きめのコンクリ作りのものまでさまざまです。私の同僚に、「なぜインド人はチャイを愛しているのか」と聞いたところ、チャイを飲んでる時間はリフレッシュ時間になって、 また、チャイを一緒に飲みにでかけることで同僚とのコミュニケーションが活発になるからだそうです。日本社会でいうところの飲みニケーションと似ているかもしれません(インドのほうが短時間で健康的ですが)。つづけて彼は、会社がチャイ・ブレイクの時間を削ろうとしたら暴動が起きるよ、と私に半分冗談交じりに話してくれました。それほどチャイの休憩時間がインド人にとって大切な時間になっているのです。

ファショナブルなチャイ

ちょっと外国人が入りづらい超地元密着型チャイ店もありますが、最近ではファッショナブルなチェーン店も出てきています。私は「チャイ・ポイント」がお薦めです。先日、バンガロール国際空港にも支店ができたそうで、まさに今拡大中のチャイ専門店なのです。

インドの地元密着型チャイ店舗
(地元の人で賑わうチャイ店の画像)
インドのちょっと綺麗な地元密着型チャイ店舗
(ちょっと綺麗なチャイ店の画像)
インドのチェーン型チャイ店舗
(すごく綺麗なチャイ店の画像)

チャイ・ポイントはノーマルなチャイから、ジンジャーチャイ、レモンチャイといったアレンジされたものまでたくさんの種類のチャイを扱っていて、サイズも小:Rs20(40円)、中:Rs35(70円)、 大:Rs50(100円)と分かれているため、選ぶだけでも楽しくなります。さらに、チャイだけではなく、エッグ・パッフ:Rs22(44円)やサモサ:Rs22(44円)などインドの軽食も扱っているので、私はよく朝ごはんに利用しています。

バンガロールに訪れる機会がある人は、まずは空港で、チャイ・ポイントを訪ねてみてください。

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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