知恵と繁栄の神様を祭る「ガネーシャ・チャトゥルティ」
2015年10月 3日
半月ほど前の話題になってしまいますがインドの話を一つ。
9月17日(木)。
この日はヒンドゥー教の祭日の一つ、Ganesh Chaturthi(ガネーシャ・チャトゥルティ)でした。
宗教上の慣わしが日常生活に深く浸透しているインドでは、祭日は家族や地域ぐるみで、その対象をお祝いしたり、幸福や繁栄をお祈りする、とても神聖な一日になります。
ガネーシャ・チャトゥルティは、ヒンドゥー教の有名な神様「ガネーシャ」の誕生日をお祝いする祭日で、この日も大いに街はお祭りムードで盛り上がっていました。
象の頭を持つガネーシャ像を見たことがある方は日本でも結構いらっしゃるのではないでしょうか。
ガネーシャは、ヒンドゥー教の神様「パールヴァティー」が、自らの身体の汚れから集めて作った人形に命を吹き込んで生まれた子供です。
しかし、パールヴァティーの夫であるシヴァは、突然現れたガネーシャが自らの子供であると知らずに誤ってその首をはねてしまいます。
その子が自らの子供だと知ると、シヴァは代わりに象の首を与えてガネーシャ生き返らせた、などと言い伝えられています(諸説あり)。
そして今では、知恵と繁栄と幸運の神様として、インドでは学校や会社のオフィスに祀られています。
ビジネスの成功にも関わるとされる重要な神様ですので、インターネット・アカデミーのバンガロール校も当日はこのようにお祝いの飾りつけを行いました。
ちなみに、こういうお祝いの場面で使う植物は、インドでよく見かけるバナナの木の葉っぱか、ココナッツの木の葉っぱだそうです。
先日ご紹介したランゴリ同様、インドらしい飾りつけですね。
(参考)インド名物の一つ「ランゴリ」
ガネーシャ神のお力をいただき、さらにパワーアップしたインターネット・アカデミー バンガロール校。
これまで以上に、さらに多くのインドの方々をサポートして参ります!
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