ドメインの更新確認は忘れずに
2015年10月 4日
Webサイトを公開するときの一つのステップとして「ドメイン取得」があります。インターネット・アカデミーのWebサイトでいうと「internetacademy.jp」の部分ですね。このドメインを取得するためには、ドメイン販売事業を行っているWebサイトで取得したいドメインを購入しなければなりません。
日本でいえば、「お名前.com」や「ムームードメイン」などが有名です。海外でいうと最大手と言えるのが「GoDaddy」で、他にも「NameCheap」といったものもあります。それぞれで、ドメイン購入の金額が異なっていたり、サポート内容が違っていたりしますが、どこで取得してもそこまで大きな差は出ないので、ご安心ください。
2015年には、先ほど紹介をしたGoDaddyがニューヨーク証券取引場に上場をしたり、Googleが「Google Domains」というサービスをベータ版(テスト版)で公開したことで、少しドメイン販売事業が話題になることがありました。
そんな中の出来事で、先日、一般男性が「google.com」を$12 (約1,440円)で取得してしまったという事件がありました。google.com といえば、当然ですが、Google のドメインであり、月間で100億以上ものアクセスがあるドメインです。この男性、元Googleの社員だったそうですが、ただGoogle Domainsの使い方の勉強のために取れるはずもないという気持ちでgoogle.com を検索してみたところ、なんと取得できてしまったようです。本人もびっくりだったようですが、Google側もすぐに気づき、すぐにキャンセルのメッセージがとどき$12も返金されたようです。
これは、システム側のエラーでGoogle が一時的にドメインの更新を失敗したことによるバグだったそうですが、一般的なWebサイトの管理においても、ドメインの更新をし忘れて、Webサイトが表示されなくなるというトラブルはときどき起こります。自動更新のために登録していたクレジットカードが期限切れになっていた、そもそも自動更新設定にしていなくてアラートにも気付かなかった、など。Webサイト管理においてドメイン管理は重要な一つですので、更新のタイミングはしっかりと覚えておきたいところですね。
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