インドインターン最終章:バンガロールに訪れるべき、3つの理由
2015年11月17日
バンガロールでの生活も残りわずかになってきました。インドを訪れる前に期待していたイメージがひっくり返されるような体験がバンガロールでは何度もあり、インドの魅力を改めてを実感しています。今回は多くの方にバンガロールに訪れて欲しい3つの理由を、私のインターシップと旅の経験から紹介したいと思います。
1.経済成長を肌で感じられる
私がバンガロールへ訪れる前のインドのイメージと言えば、女性はサリーを着て、街には牛が闊歩し、多くの人が毎日手でカレーを食べている、というイメージを抱いていました。しかしバンガロールに住んでみると、それはインドの一面でしかないことがわかります。バンガロールには海外ブランド店が多数出店している巨大ショッピングモールが街中にいくつもあり、流行を取り入れたオシャレな服を着こなす人々が見られます。交通機関も発展を遂げており、郊外に出るとエアコンも窓もない列車が主な交通機関でしたが、経済都市には日本にあるようなメトロが開通し、
私は学生時代、グレードが一番低い列車(ジェネラルクラス)に乗ってインド(バンガロール以外の土地)を旅したことがありました。その列車は座席数など関係ないほど人が溢れており(乗車率500%)、売店で貰った袋を床に敷いて寝なければならなかったため、バンガロールのメトロを見たときにあまりの違いに面食らったほどでした。
ジェネラルクラスの列車に乗る体験はインドらしさを感じる上では欠かせないという人もいますが、私は二度と体験したくありません!(笑)とにかく、他の都市と比較するとバンガロールの人々の生活水準は格段に高く、街を見ると露店の販売員やリキシャの運転手もスマートフォンを持っていたりと、この地を訪れれば圧倒的な違いを感じることができると思います。
2.スタートアップするならインドが熱い!
首都デリーをはじめ、ムンバイ、バンガロールの3都市を中心にITが発達してきています。日本で例えるなら、東京、大阪、北海道のような都市です。とはいっても、現在のインドのインターネット普及率は約2割程度(ちなみに日本は9割)。
参考リンク:
ちょうど20年前、インターネットが日本に普及した頃と同じと言っていいかと思います。一方で、若い世代を中心にスマートフォンが普及し、タクシーの配車アプリや飲食店のPOSサーバーの導入など、インターネット・サービスが増えてきています。携帯の料金も従量課金が主流ではありますが、定額制サービスも出現し、すべての人に対して、インターネットに触れられる機会が与えられつつあります。
インド・ソフトウェア協会によると、今年4,000近くのスタートアップ企業が誕生する見込みで、世界がインドに注目しています。現地での生活や文化に対して不安な方は、日系企業のバックアップやIT留学などもあるので、安心して起業に取り組めます。20年後のインドは今の日本を超えるような進化を遂げてるかもしれません。
3.日本人も安心して暮らせる環境
インドというと衛生面や水回りが心配されがちですが、バンガロールに関して言えば日本人が安心して暮らせる環境が整っています。個人的感想ですが、バンガロールはインドの中でも日本人が暮らしやすい地域のトップ3に入ると思います。 特に注目したい点は環境に対する物価の安さです。食費、交通費、家賃とこれら生活にかかる固定費が、日本の3分の1から半分で抑えることができます。食事も最近では多くの外資系飲食チェーン店も進出しており、日本食店も3店舗ほどあります。街にはおしゃれなカフェがやレストランがあり、連日、流行に敏感な若者や外国人が訪れています。また、インドはスイーツの種類が豊富で、有名な街には必ずと言っていいほど魅力的なスイーツがあります。インド人は男女問わず甘いもの大好きなので、スイーツ男子も周りを気にせず、堂々と甘いものを食べることができますよ!
これまでを振り返って
バンガロールについて様々な面から紹介してきましたが、もちろんバンガロールにもまだまだ従来のインドのイメージが重なる場所が多数存在しています。インターネット・アカデミーのインターンシップに参加し、日本では得られない知識や経験、そしてなによりも異国の地で奮闘しているスタッフのみなさんに出会えたことが私の財産になりました。今後、世界の中心となると言われているインドにおいて、さらにそのけん引役となりうる都市、バンガロール。是非、一度足を運び、その街の空気や雰囲気に触れることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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