Adobe CC 2015がアップデート!その変更点とは
2015年12月 4日
Adobeが米国時間11月30日に、「Adobe Creative Cloud」のアップデートをリリースしました。
「Creative Cloud」は一度購入してしまえば、アップデートがある度に随時反映されるのが魅力。 ...とはいえ、2015年6月に最新版が出たことを考えると、その進化のスピードは凄まじく、最新機能を把握するだけでも大変ですよね。 というわけで、今日の記事では今回のアップデートの中でも押さえておくべき主な変更点をご紹介します。
Flashが改名、「Adobe Animate CC」に
アニメーションや動画といったインタラクティブコンテンツ制作ソフトFlash(最新版の正式名称は「Flash Professional CC」)が、名称が変更されて「Adobe Animate CC」になりました。 この名称変更の大きな意図としては、「Flash Professional CC」を"従来のFlashコンテンツ"の制作のためのツールとしてではなく、"HTML5アニメーションの制作ツール"として生まれ変わらせることを目的としています。 Adobeは公式ブログ(原文は英語)で次のように語っています。
現在、Flash Professional CCで作成される全コンテンツの3分の1以上がHTML5ベースであり、世界中の10億台を超える端末で閲覧されています。オープンウェブとその先に向けた最高水準のアニメーションツールとしての役割をより明確に反映するべく、名称を変更することにしました。
Get the Updates to Creative Cloud 2015 | Adobe Creative Cloud
Flashがどうこうという議論はさておき、HTML5がWebのベーシックになってきていることを色濃く示すニュースでもありますね。 HTML5はもはや特別な最新技術などではなく、Webの必須スキルであるということだと思います。個人的には「Adobe Animate CC」、今後が楽しみです。
Photoshopで3Dアニメが作成できるように
「Adobe Fuse CC」プレビュー版を提供開始し、さらにアップデートされた「Photoshop CC 2015」と連携できるようになりました。 まず、「Adobe Fuse CC」というのは、専門的な知識を必要とせず、3Dキャラクターを素早く簡単に作成することができるアプリケーションです。 まだプレビュー版ということで未完成ツールですが、Fuseを使って作った3DキャラクターをPhotoshopでアニメーションを作ることができます。 つまり、3Dアニメーションがぐぐっと身近になり、手軽に作成できるようになる日がやってきました。これも楽しみですね!
まとめ
他にも、IllustratorではShaperツールという新しいツールが登場したり、SVG書き出しが進化したりと、たくさんの変更点が追加されています。
詳しい最新情報は、Adobe CCの最新情報ページで紹介されているので、ぜひチェックしてみて下さいね。 また、インターネット・アカデミーの受講生の方であれば、Adobeソフトが特別価格で購入できるサポートも行っているので、この機会にAdobeソフトが気になるという方は、ぜひお問合せください!
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