インド校でW3Cとの共催セミナーを開催
2016年2月21日
2月の月初にインド校ではW3Cとの共催セミナーを実施し、インドを中心とした今後のW3Cの活動についての展望を参加したインド現地企業の方々へ共有する機会がありました。
日本でも、W3Cメンバーの企業は20数社と非常に少ないのですが、インドでは5社しかありません。IT大国と言われるインドですが、「Web」という領域ではまだまだマーケットも成長の途中という状況です。特に、インド校があるバンガロールでは、ここ数年Web系のスタートアップ企業が続々と誕生していて、スタートアップマーケットリサーチ会社のStartup Compass社の発表によると、世界で2番目に急成長をしているスタートアップマーケットがバンガロールだそうです。
そういう理由もあり、W3Cもインドマーケットへの注目度が高く、今回のセミナー開催となりました。セミナーで特にホットなトピックとして盛り上がったのが、Web and Automotive と Web Payments の2つでした。IoT系のスタートアップ企業も増えてきていて、「自動車」も注目の話題の一つです。
また前述の通り、インドでは最近、いろいろなWebやモバイルのサービスが立ち上がっていて、そのサービスに必ずオンライン支払いが付属するため、Web Paymentsというトピックも注目度が高いようです。W3Cでは、現在、Web Paymentはもっとも力を入れているビジネス領域の一つで、オンライン支払いシステム作成の簡易化や、セキュリティについての議論がなされています。
私もインドで生活するようになって約1年半が経ちましたが、その間にも次々と便利なWebサービスが誕生しています。今では、毎日、何かしらの支払いをオンラインでするようになっています。
ボストンやニューヨークにいても、最新のサービスや技術に触れて、トレンドを知ることが楽しみでしたが、ここバンガロールでも同じようにトレンドのど真ん中にいるという感覚が、最近高まってきています。インドの高い技術力で、新しいものが生まれる現場をこれからもお届けしていきたいと思います。
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