「Google Analytics 360 Suite」発表、何が違う?
2016年3月20日
Googleが、3月15日にアクセス解析やデジタルマーケティングを行うためのツール群「Google Analytics 360 Suite」を、英語圏向けに発表しました。 このAnalytics 360 Suiteは、既存のGoogleアナリティクスプレミアムの直接の後継版となります。
Google Analytics のスタンダード版とプレミアム版の違い
Google Analytics には、スタンダード版とプレミアム版があります。 スタンダード版は、無料でアクセス解析ができるツールです。プレミアム版は、月額130 万円からの有料サービスで、品質保証とサポートを受けることができます。
一番大きな違いは、データ取得上限値です。スタンダード版が月1,000万ヒットまでのデータ取得に限られるのに対し、プレミアム版では月10億ヒット、オプションで最大200億ヒットまで対応することができます。 Webマーケティング導入を始めたばかり、もしくは取扱いデータ量が月1,000万ヒットに満たないのであれば、スタンダード版で十分と言えます。 詳細を知りたい方は、「Google アナリティクスが提供するサポート」をご覧ください。
「Google Analytics 360 Suite」で何が変わる?
前述したとおり、プレミアムの後継版が「Google Analytics 360 Suite」にあたるわけですが、何が今までと変わるのでしょうか。 まず、360 Suite には、それぞれまったく異なる能力を持つ6種類のサービスが含まれます。「Analytics 360」「Tag Manager 360」「Attribution 360」の他、新規ツールである「Audience Center 360」「Data Studio 360」「Optimize 360」が加わります。 名前を変えてまで何が変わるかというと、この新しいツールの提供と、あとはマルチスクリーン環境の中でマーケッターが正確な分析と改善の活動を行っていくためのソリューション改革、と言うことが挙げられるようです。 6つのツールはより緊密に連携し、より正確にデジタルマーケティングのサポートが行われるようになるのです。
360 Suite のうち4つのプロダクト(Audience Center、Data Studio、Optimize、Tag Manager)は現在、限定ベータテスト中で、英語版のGoogleアナリティクスプレミアムまたはAdometryをすでに利用している顧客が限定ベータに参加できるようです。 日本語に対応して導入されるのはまだ先かもしれませんが、最新ニュースとしてチェックしておく必要がありますね。
まとめ
インターネット・アカデミーのWebマーケティング講座では、Google Analyticsを使った解析の手法を実践的に学ぶことができます。また、法人研修にも対応しておりますので、Webマーケティングの担当部署が創設されたが何から始めればいいか分からない方、どうしたらデジタルマーケティングで成果が出せるようになるのか知りたいという方は、ぜひお問合せください。
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