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働くママが輝く社会のために ~#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート~ 前編

2016年3月25日

#HappyBackToWork WEEKS

3月14日に、Google主催の、この春復職する女性を応援する「Women Willプロジェクト #HappyBackToWork WEEKS」の2016年発表会に参加してきました!

#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート 1

女性が子育てと仕事を両立できる社会の実現に向けて、インターネット・アカデミーを含む52社の参画企業から様々な取り組みやアイデアがこの日、発表されました。その模様を前編・後編に分けてお届けします。

発表会の模様

3月14日、虎ノ門ヒルズ。外は真冬に逆戻りしたような雨模様でしたが、発表会会場は暖かい雰囲気に包まれていました。 入ってすぐのボードには、プロジェクトに参画した52企業のアクションが展示されていました。

#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート 2

また、来場者が「女性の復職支援のために何ができるか(復職を望む女性は、今の生の意見)」を記入できる、メッセージカードのコーナーもありました。 会場後方にはベビーバギーを置けるスペースが用意され、赤ちゃん連れのお母さんも参加していました。 発表の最中に赤ちゃんの可愛い声が響く一幕も。復職を目指すママのためのプロジェクトらしい光景でした。

発表は第一部と第二部に分かれ、第一部ではGoogleやサポーター企業、経済産業省等の取り組みや課題について発表がなされました。 第二部ではサポーター企業から8名の方が壇上に上がり、来場者が記入したメッセージカードの内容を実現するにはどうしたらよいか、意見交換が行われました。

テクノロジーを通じ、働き方を変えていく

第一部では、まず、Google の専務執行役員 であり、アジア太平洋地域 マネージングディレクターをされている岩村水樹さんが、本プロジェクトの概要を説明されました。 日本では、未だに多くの女性が、出産や育児などを理由に仕事を続けられない、一度辞めてしまうと復職しづらいという状況があります。 また、この問題を解消できれば、303万人の雇用が創出できるとも言われています。

GoogleのWomen Willプロジェクトでは、

  • 情報へのアクセス
  • 新しい機会の創出
  • ワークスタイル改革

といった三つのポイントから、女性の活躍をテクノロジーを通じ支援するとともに、女性だけでなく男性の働き方を変えることを目指しているのです。

2015年3月からスタートしたプロジェクト「Women Will Japan」では、働く女性やママを応援するための様々なアイデアを集めています。

そのアイディアは、一般人・企業を問わず、「誰(パパ・ママ、同僚・上司、会社・人事)が実践できるアイディアなのか」を提示し、小さなことから始めていくことができるようになっていて、この1年間で5000件以上、サポーター企業は700社以上、アイデアを実践したという例は1600例以上寄せられたそうです。

続いて、Googleの山本祐介さんがアイデアの分析結果を発表しました。

#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート 3

アイデアを集めただけで終わらないのがさすがGoogle。 アイデアを分析して600のキーワードを抽出し、アイデアを以下の四つに分類しました。

#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート 5
  • 1.【男性】が【働き方】を変える
  • 2.【男性】が【家事・育児】を変える
  • 3.【企業・社会】が【働き方】を変える
  • 4.【企業・社会】が【家事・育児】を変える

そして

  • 1.については「男性の意識を変えること」
  • 2.については、「男性が家事・育児に参加しやすいようなきっかけづくり」
  • 3.については「新しいテクノロジーも活用した仕組みを導入すること」
  • 4.については、「子供は託児所に預けるというアプローチに限らず、多様なやり方を認めること」

といったことが大切であると結論づけました。

「未来の働き方トライアル」と「#HappyBackToWork WEEKS」

続いて岩村さんから、二つの試みが発表されました。 一つ目は「未来の働き方トライアル」で、 賛同したパートナー企業とともに1年間を通して「在宅勤務」「会議効率化」「定時に帰る」の三つに取り組んでいくという活動です。

二つ目が「#HappyBackToWork WEEKS」です。

#HappyBackToWork WEEKS発表会レポート 4

52社の企業の協力のもと、特にこの春復職するママを応援するサービスや商品を提供するキャンペーン(期間は2016年3月14日~4月30日)です。#HappyBackToWorkのサイトに寄せられた、「みんなの声」がカタチになった企業のアクションとなっており、復職するママやその周囲の人々を応援する活動になっています。 (※上記の写真にインターネット・アカデミーのロゴも登場しているので、探してみてくださいね♪)

前編まとめ

発表会でも取り上げられていましたが、ITと女性の活躍・支援はとても相性がよいものです。パソコンやモバイル機器を駆使することで、休職中の情報格差を埋められますし、自宅にいながら仕事をし、会議に参加することも可能です。

また、女性の目線で、Webスキルを生かして会社の状況を変えていくこともできるでしょう。 もちろん、フリーランスとしてWebスキルを身につけ、企業の都合にとらわれずに自分のペースで働く生き方にもぴったりです。 インターネット・アカデミーは、働くママや働き続けたいと考える女性を応援するため、「#HappyBackToWork WEEKS」の期間中、受講料10%OFFキャンペーンを実施しています。

  • 現在働いている、もしくは復職を検討しているお母さん
  • 変わりやすいライフステージを見越して、結婚・出産後もWebスキルを活用して仕事をしたい女性
  • 追加受講をご検討の方で条件に当てはまる受講生や卒業生の方

上記に当てはまる方は、是非、この機会に受講をご検討下さい☆

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本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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