360度動画を使ったミュージックビデオ
2016年7月10日
前回の「プロ野球選手のボールをVRで体験できる!?」では、横浜DeNAベイスターズの取り組みを例に、スポーツ界でのVRの活用を紹介させていただきました。
今回は、音楽業界にスポットを当てていきたいと思います。音楽業界でのVR活用といえば、やはりミュージックビデオです。世界各地のアーティストが、すでに360度ミュージックビデオを公開しているので、幾つかご紹介していきたいと思います。
Avicii / Waiting for love
スウェーデン出身のDJであり、音楽プロデューサーのティム・バークリング。彼の作品の一つであり、VRミュージックビデオとしてはもっとも有名なビデオの一つと言っても良いでしょう。円形に置かれたドアから次々に出てくるダンサーたちを右に左に首を動かしながら見るのがなんとも臨場感があります。
FOALS / Mountain At My Gates
この動画は、うまく編集されていて、360度どこを見てもバンドが演奏しています。360度見渡さなくても、ある一箇所に固定して、次は違う角度で、と何回もリピートしていると、まるで別日のライブを見ているようにちょっと違ったバンドの姿を見ているような気持ちになれるかもしれません。
D∆WN / Not Above That
これは、VR Playhouseというロサンゼルスに拠点を置くVRコンテンツ制作会社が、VRミュージックビデオの可能性を追求して制作したビデオだそうです。様々な演出が可能性を感じさせてくれますね。
倖田來未 / Dance In The Rain
日本のアーティストも負けていません。VRミュージックビデオへの取り組みは、YouTubeが360度ビデオに対応してから一気に広がってきました。しかし、倖田來未のこちらのミュージックビデオは、2014年公開。だいぶ、先駆けていたんですね。
これからもミュージックビデオだけでなく、ライブをVRで生配信など、音楽業界でも様々な取り組みが行われてくるはずです。VRによるユーザーエクスピリエンスの進化が楽しみですね!
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