Photoshop(フォトショップ)を駆使してGIFアニメを作る方法とは?
2016年7月23日
最近は、アニメーションGIFという、写真やイラストを使って静止画の素材をアニメーションのように動かす画像形式が再び注目を集めています。いわゆるガラケーでは、動きのある絵文字などでよく使われていましたが、最近はアーティスティックなアニメーションGIFが、Webページに有効活用されているのです。
本日は、いつも使っているPhotoshopでアニメーションGIFを作成する方法をご紹介します。
GIFアニメを作る手順
ここから使用するPhotoshopのバージョンは「Photoshop CC」として、解説していきます。
(1)画像を用意する
GIFアニメに使用する画像を準備します。注意点としては、画像を同じサイズに統一しておきましょう。
(2)Photoshopを起動し、各レイヤーに画像を貼り付ける
Photoshopを立ち上げ、使用するすべての画像ファイルを開きます。 この画像ファイルを一つのファイルにコピー&ペーストしていきます。コピー&ペーストすると画像がそれぞれのレイヤーに貼り付けられます。
(3)表示する順番の変更
表示する順番を変更する場合は、レイヤーウインドウに表示されているレイヤーをドラッグ&ドロップすることで、順序を入れ替えることができます。 一番下が最初に表示される映像となり、上に行くほど後の映像となります。印象的な構成となるよう、納得のいくまで配置を工夫してみましょう。
(3)タイムラインの操作
メニューバーから「ウインドウ」をクリックし、「タイムライン」を選択します。 画面下にタイムラインのウインドウが表示されますので、画像の「▼」をクリックして、「フレームアニメーションを作成」を選択します。 続いて「フレームアニメーションを作成」をクリックします。
(4)レイアーからフレームを作成する
タイムラインの設定ボタンをクリックし、メニューから「レイヤーからフレームを作成」を選択します。 すると、ページ左下の「タイムライン」の表示に、レイヤーの各画像が横一列に並びます。
(5)各画像の表示時間を変更する
タイムラインの各画像の下には、表示される秒数が示してあります。 この秒数を変更することで、アニメーションで表示される時間を変更することができます。 秒数はリストから選ぶこともできますが、「その他」選択して数値を指定することも可能です。
(6)アニメーションを再生してみる
秒数の指定が終わったら、タイムラインの秒数のさらに下にある「再生」ボタンをクリックし、実際にアニメーションを動かしてみて、動作を確認しましょう。
(7)保存する
無事にアニメーションが動くことが確認できたら、この画像をアニメーションGIFとして保存しましょう。
「Web用に保存」を選択し、保存形式は「GIF」を選択します。
また、画面右下の「アニメーション」の部分にて「ループオプション」を設定することができます。アニメを一度だけ流して、最後の映像で停止させたい場合は「一度」、最後まで再生したら、また最初から戻って繰り返しアニメを再生させたい場合は、「無限」を選択しましょう。
最後に画面右下の「保存」をクリックすれば、GIFアニメーションの完成です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いつも使っているPhotoshopを使用して、案外簡単にGIFアニメーションができると驚かれたのではないでしょうか。
動きのある動画により、人目を引くWebサイトを作成しましょう。
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