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「市場価値を高めるエンジニアスキル」 BOHRセミナーレポート

2016年8月 5日

「市場価値を高めるエンジニアスキル」 BOHRセミナーレポート

インターネット・アカデミーでは、2016年7月23日(土)に、BOHRのイベントとして、「プログラミングに強いWebデザイナーになろう!市場価値を高めるエンジニアスキル」を開催しました。

このセミナーでは、20年にわたりIT系各業界のトップ企業で活躍され、現在コンサルティング会社の代表取締役および一般社団法人PHP技術者認定機構 代表理事を務めていらっしゃる吉政忠志氏に、今、社会が求めるWebデザイナー像と、成功の秘訣についてお話頂きました。
今回は、そのセミナーの内容をレポート形式でご紹介します!

Webデザイナーとして成功するための「スキル」と「秘訣」

本セミナーでは、吉政氏に「Webデザイナーに求められるエンジニアスキル」と「キャリアアップを実現する就転職活動の秘訣」の2つのテーマについてお話しいただきました。

講義時間は一時間でしたが、吉政氏の体験談をぎっしり詰め込んだ内容となり、参加者の方々は皆、真剣に聞き入っていました。
授業の最後にはPHP技術者認定試験のマスコットキャラクター「ぺチゾー」のグッズを景品としたじゃんけん大会もあり、質問も活発に飛んで、和やかな雰囲気のセミナーとなりました。

Webデザイナーに求められるエンジニアスキル

+αのスキルを持つ大切さ

ここにAさんとBさんという、二人のWebデザイナーがいたとします。 二人ともセンスがあり、技術もあります。
Aさんは実績はまだまだこれからです。 一方、Bさんは実績があり、簡単なプログラミングや運営もできます。 仕事が来るのはどちらでしょうか?

多くの場合、Bさんに仕事が来るでしょう。 若い方はとにかくデザイン力が大切だと考えがちですが、ベテランはデザイン力に加え、+αを考えます。

コンペで最後まで残るのは拮抗したデサイン力・デザイン嗜好のものばかりです。 もし、ライバルより優れた「勝てる要素」があれば、仕事を得やすくなり、単価を上げやすくなります。
単価の高い仕事を受けた実績は、さらに良い仕事を呼びます。 また、受注できる仕事の幅が広ければ、それだけ仕事を得やすくなります。

Webデザイナーが持つべき+αのスキル

吉政氏は+αのスキルとして、以下の三つを挙げられました。

  • 「プログラミング」
  • 「Webサーバー管理」
  • 「企画する力(承認してもらう力)」

プログラミングスキルとしては、PHPとHTML5の習得をお勧めされていました。 特にPHPはサーバサイドプログラミングシェアが81.9%にのぼり、これを習得すると、世界的に有名な「WordPress」のカスタマイズができるようになります。

WordPressはCMS(コンテンツマネンジメントシステム)を利用するサイトでシェア59.1%を誇ります。 カスタマイズができれば保守ができるので、Webデザインの仕事が一回きりだけの仕事ではなくなります。

PHP技術エンジニアは増えていますが、それでも技術者が足りないのが現状です。 PHPは、以前はちょっとしたフォームなどを作るためのものと考えられていましたが、今は簡単なものから高額の案件まで受けられるスキルとなっています。

仕事を得る為に必要な手段

仕事を得るためには、自分が他の人より優位なことを客観的に証明する手段が必要です。 具体的には以下のものが挙げられます。

  • 卒業した学校(インターネット・アカデミーのような業界で知られた実績のある学校であること)
  • 資格試験の合格実績」
  • 自作のコードをもっていく(自作サイトを見せるのもよい)

キャリアアップを実現する就転職活動の秘訣

キャリアアップのポイント

キャリアアップのポイントには、「履歴書」「執筆」「企画書」の3つがあるそうです。

まず、履歴書には「自分がやりたい仕事に必要な経験」が記載されていることが大切です。 ビジネスの失敗はやり直せても、履歴はやり直せないので注意が必要です。

執筆というのはメディアでの執筆のことで、最初は飛び入りの持ち込みとなります。 機会があったら是非立候補してみてください。自分のブログをアピールすることで採用されるケースもあります。

企画書の提出において大切なのは「言われなくても出すこと」です。シンプルなものがよく、ベストは1枚、A4だと3枚程度です。10枚程度を目標にまとめましょう。
シンプルなものほど時間がかかります。具体的な数字が挙げられていることも大切です。

企画書を書く際には、ぜひネット通販のサイトなどで「ヒット商品」「企画書」で検索してみてください。吉政氏は、初心者は薄くて売れている本をセットで読むことをお勧めされていました。

キャリアアップがうまくいかない人のパターンとは

キャリアアップがうまくいかない人とは、第1に努力量は人一倍でもそれが目に見える形で現れず、比較優位で勝てない人なのだそうです。
仕事で成功するためには、ほかの人と違う「何か」を第三者が見て証明できることが大切です。

第2に、いろいろ遅い人。仕事が遅いと負けてしまいます。改善方法としては、自信ができると仕事も早くなります。

実績あるスクールで学ぼう

そして最後に、吉政先生は「独学に加えて、インターネット・アカデミーのような学校で学ぶことの有益さ」を今一度強調されていました。私共インストラクターとしては大変うれしく、有り難いお言葉でした。

最後に

セミナーはその後質疑応答、じゃんけん大会と続き、最後にインターネット・アカデミーの石本先生から、「PHP公式資格教科書 PHP5技術者認定初級試験合格教本」のご紹介と、「PHP講座」のご案内がありました。

「市場価値を高めるエンジニアスキル」 BOHRセミナーレポート
右から、吉政氏と石本先生

また、今月、インターネット・アカデミーでは、新規ご入校のお客様を対象に「PHP認定技術者育成貢献賞」3年連続受賞記念 PHP講座 最大30%OFFキャンペーン」を実施中です。

世界的なシェアを誇り、企業からの高いニーズもありながら、プログラミング言語として比較的習得しやすいとされるPHP。 Webデザイナーとして仕事の幅を広げていきたいとお考えの方は、ぜひこの機会にPHPを学んでスキルアップしませんか?
詳しくはスタッフまでお気軽にお問合せください!!

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本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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