インド人インターンの学生プロジェクト
2016年8月19日
先日、世界最高峰の理系学生が集まるインド工科大学(以下IIT)の学生たちと話をする機会がありました。
その中のある一人の学生が、大変興味深いプロジェクトに取り組んでいたので、今日はそのご紹介をしたいと思います。
彼が参加しているのは、遠隔医療を可能にするWebサイトを構築するプロジェクト「E-swasthya」。
インドでは医療はまだ浸透しておらず、無医村(医者のいない村)もあります。そのような無医村に住む人々の中には低所得者も多く、水道が整備されていないために病気になりやすい状況にあります。
そこで彼を含む学生たちは、無医村に住む人々と市街地に住む医者を繋げるために立ち上がりました。彼らはIT技術の力で、人工衛星を介したインターネットアクセスを可能にし、無医村に医療を届ける手助けをしています。
この遠隔医療システムは、インド政府にも認められ、取り入れられたそうです。
このプロジェクトに参加したインターン生の夢は、IT・Web技術を使って、人々の生活や世界を良い方向に変えることだそうです。彼は今回PHPを使ってこのシステムの構築に貢献しました。
PHPなどのプログラミング言語は、そのような人を救う仕組みにも活用されているのです。
ぜひみなさんもITの学びを一緒に深めませんか?!
ちなみに、そのIITの学生は、インターネット・アカデミーのグループ企業であり、Web専門の人材サービスを行うWEBSTAFF(ウェブスタッフ)の「PIITs(Project Indian Institute of Technologies)」というサービスを利用して、この夏訪日していました。
このサービスは、IT系大学の世界最高峰であるIITの学生を2ヶ月間、日本企業で就業体験してもらうというものです。ぜひ、興味がある方はそちらもお問い合わせください。
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