ビョークが語る、アーティストの仕事とは?
2016年9月30日

デザインが得意!大好き!という方もいらっしゃると思いますが、中には自分で絵を描いたり、写真を撮ったり、デザインするのは苦手...と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近、デザインが大好きという方はもちろん、苦手意識がある方にもお伝えしたい、とても素敵な言葉を見つけました。
「テクノロジーに心を入れるのがアーティストの仕事。」
Webデザインの仕事はまさに、Webというテクノロジーに、より多くの人の心に訴えかけるために心を吹き込むことですよね。
ちなみに、この名言の主は、アイスランド人のアーティスト、ビョークです。 1965年生まれの彼女は今は50歳。 ビョークは音楽、自然、そしてテクノロジーをメインの題材にして、歌い、曲を書き、時には音楽をプロデュースし、そして役者もする表現者であり、冒険者です。 彼女の試みは、人間に限らない生命やこの世界への愛を表すバイオフィリア(biophilia)の音楽を通じた表現に始まりました。今年は日本にも訪れて、日本科学未来館で、音楽とテクノロジーの融合をテーマに、バーチャル・リアリティー(VR)の作品の展示会「Bjork Digital ―音楽のVR・18日間の実験」を行っています。
彼女の自由な探求と表現には、ひとりの人間としても、デザインをするクリエイターとしても、どこか励まされるところがあるのではないでしょうか。
一から自分で創造していくのははじめは難しいものですが、素晴らしい人を見習うのは、センスやスキル習得への近道です。 写真からでもいいので始めてみるといいでしょう。 Webサイトには写真はほぼ必ず使われるものなので、写真の趣味もアピールポイントになります。
プロの作品に触れてみよう
10月21日まで、銀座、新橋駅から徒歩5分のガーディアン・ガーデンで、『第15回グラフィック「1_WALL」』が開催されています。
公式Webサイトによると、この展示会のコンセプトは次のように書かれています。
『表現』がますます多様化してきている現在、「表現する」ということに真剣に向き合う人たちと一緒に、新しい表現を考える場にしたいと思っています。そこには、ひとつひとつ壁を乗り越えていってほしいという気持ちと、壁一面に作品を表現してもらいたいという願いをこめました。
応募者は一人ひとり壁一面を使って何か伝えたいことを表現しています。 10月5日(水)には、公開最終審査が行われるので、そこに参加することで表現する上で何がポイントになるのか、よい勉強の機会になるかもしれません。
また、恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館では、「世界報道写真展」というイベントが開催されています。
この写真展では、『第59回 世界報道写真コンテスト』に応募された、128の国と地域、5,775人のプロの写真家から、合計8万2,951点の作品の中から選びぬかれた約150点の入賞作品を見ることができます。
世界の45カ国約100会場で開かれるこの写真展は、約350万人以上が会場に足を運ぶ世界最大規模の写真展です。
この秋、他にもたくさんの芸術作品やプロの写真家から学べるイベントがたくさん開催されていますので、皆さんも勉強のためにぜひ一度訪れてみてくださいね。
参考サイト
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