VRコンテンツ制作ことはじめ - 360度カメラ編 -
2016年10月16日
10月13日にPlayStation VRが発売されました。予約すら抽選予約となってしまい、なかなか発売日に手に入れるのは難しい状況になっていますが、それもVRへのマーケットの興味のあらわれということだと思います。
VRと一言で言っても様々なタイプのコンテンツがありますが、今回は、その中のひとつである実写の360度パノラマビューを作成する上で欠かせないVR用のカメラをいくつかご紹介したいと思います。
RICHO THETA S
まずは、リコーが発売しているTHETA Sのご紹介です。Thetaは「シータ」と読みます。360度カメラの導入として、お手軽に360度写真や動画を撮影してみたいという方にオススメです。フルHDでの撮影も可能です。動画はまだまだ画質が低めの印象ですが、写真に関しては十分に使える画質だと思います。
インターネット・アカデミーのインド支店のVR開発サービスページで使用しているのは、このRICHO THETA Sです。
Samsung Gear 360
2016年7月に日本でも発売が開始されたサムスン製のカメラです。4K画質の360度動画を撮影することもできます。Gear 360の特設ページをご覧いただいても、その画質の良さを感じていただけると思います。価格も4万円ほどで、比較的導入しやすいカメラです。
Nikon KeyMission
ニコンが10月28日に発売する予定のKeyMissionです。防水のアクションカメラですので、スポーツシーンなどでの迫力ある360度コンテンツを撮影したいときなどに使えそうですね。こちらも4K撮影が可能です。ただし、価格は6万円弱と上記2機種と比べるとやや中級者向けという印象でしょうか。
GoPro Omniマウント
上の3つのカメラが初球から中級レベルのカメラだとすると、一気にプロ仕様になります。アクションカメラで有名なGoProが発売を開始したのがOmniというGoPro 6台を同期した状態で撮影を行い、ステッチソフトで合成するというものです。価格は5,000ドルで約50万円ですから、完全にプロ仕様ですね。
まずは、入門機として、RICHO THETA Sあたりからスタートするのが良いのではないかと思います。最近では、Facebook、YouTubeも360度写真や動画の投稿に対応しているので、気軽に撮影、SNSへの投稿ができるようになりました。VRの入り口として、ぜひお試しください!
本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。