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【2017年版】おすすめVRヘッドセット5選

2017年7月21日

【2017年版】おすすめVRヘッドセット5選

2016年はVR元年とも言われ、2017年にはマーケットでVRというキーワードを聞く機会がますます増えました。VRコンテンツ開発に早くから取り組んでいたインド支店には、ここ数ヶ月、VR関連のお問い合わせ数が増えてきているのを実感しています。

昨年の後半には、メジャーなVRヘッドセットが出揃ってきましたので、改めてオススメのVRヘッドセットを取り上げていきたいと思います。

高性能ヘッドマウントディスプレイ

Oculus Rift

VRという概念は、今に始まったことではなく、古くからありました。しかし、今のVRブームの火付け役を1プレイヤー選ぶとしたら、間違いなくOculusが第一候補に上がるのではないかと思います。アメリカで代表的なクラウドファウンディングサイトであるKickstarterで、約2.5億円の出資が集まり大きな話題を集めました。そして、その2年後にはFacebookに約2000億円で買収されています。

Oculus Rift単体で購入するのは、約6万円ほどですが、Oculus Riftに対応している高スペックなパソコンも一緒に用意しなければなりません。Oculus Riftと対応PCを用意するとざっくりとですが約25万円ほど必要となります。Oculus推奨PCもありますので、合わせて確認してみてください。

HTC Vive

Oculus RiftとこのHTC Viveが、二大メジャーVRヘッドセットと言えます。スマートフォンメーカーとしても知られるHTCと、ゲーム配信のStreamが共同で開発したヘッドマウントディスプレイです。

HTC Viveの最大の特徴は、ポジショントラッキングの性能です。2台のカメラを利用して歩いたり、左右に動く現実世界での動作をVR上に反映させることができます。Streamと一緒に開発されていることもあり、コンテンツの充実というのも魅力的な点ですね。

推奨されるPCスペックも、Oculus Riftとほぼ同等と考えて間違いありません。こちらも、HTC Vive対応コンピュータページをご確認ください。

SONY Playstation VR

ゲーム機Playstation 4を利用して動作するVRヘッドセットです。ソニーの子会社のソニー・コンピュータ・エンターテイメントが発売するこのヘッドセットは、ゲーム領域に最適化されたVR体験を提供してくれます。Oculus RiftやHTC Viveのように約20万円前後のハイスペックパソコンを用意することなく、PS4とPS VRさえあればVRコンテンツを楽しむことができるので、価格帯としては、先の2つよりも手が出しやすいところかもしれません。

往年の人気ゲームコンテンツが、VR版として続々登場してくるのを期待したいところですね。

スマートフォン向けヘッドセット

Galaxy Gear VR

サムスン社とOculusが共同で開発したスマホ向けのVRヘッドセットです。スマホ向けに最適化されたVR体験と、高性能ヘッドマウントディスプレイとは違い、価格帯も抑え目というのが手の出しやすいVR体験機となっています。

ただし、サムスンのGalaxy Sシリーズのスマホ限定の対応ということで、ヘッドセットとスマホを一緒に揃えなければいけないという点が注意が必要です。

Google Daydream

他のVRヘッドセットからはやや遅れての登場となりましたが、Google社がVRヘッドセット市場にも参入です。発売当初は、Google社のスマートフォンであるPixelのみに対応していたVRヘッドセットでしたが、今は、対応機種も増えて、利用のハードルがグッと下がってきているようにも見えます。もともとGoogleがVRへ取り組んでいたGoogle Cardboardのノウハウもあり、VRコンテンツ開発もCardboardのAPIとほとんど違いなく開発ができるというのも、開発者視点でのメリットです。

まとめ

現時点では、「VR=ゲーム」に近いイメージがあると思います。しかし、徐々に建築業界や医療業界での利用も見られるようになってきました。

また、スマホの性能が日々、進化していき、また数年以内には5Gのモバイルネットワークもスタートします。その頃には、高負荷な処理が必要なVRコンテンツもスマホで十分に閲覧可能な状況になっていると想定されます。そのあたりも見越して、スマホ向けのVRヘッドセットにも注目をしておきたいところですね。

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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