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DTPとWebの違いとは?今からデザインを学ぶならオススメはどちら?

  • 2023/10/19
 DTPとWebの違いとは?今からデザインを学ぶならオススメはどちら?

デザインに興味を持っている方の中には、DTPデザインとWebデザインのどちらを学ぼうか迷っている方もいらっしゃるでしょう。DTPデザインとWebデザインには共通点もありますが、相違点もあります。今回はDTPデザインとWebデザインの違いと、これから学ぶ場合はどちらがおすすめなのかについてご紹介します。

目次

DTPデザイン・Webデザインとは

DTPデザインとは

DTPデザイン・Webデザインとは

DTP(Desktop Publishing)は「机上出版」や「卓上出版」とも呼ばれ、雑誌やパンフレットなどの紙媒体の原稿作成、編集、デザイン、レイアウトなどをPC上で行うことを指します。かつては出版物のデザインに各工程の複数の専門家が携わり、制作に多くの時間を要しましたが、DTPの導入によって、従来アナログで行っていた作業を短時間で行えるようになりました。

現在のDTPデザインにはAdobeのソフトが用いられることが多く、写真加工にはPhotoshop、イラスト制作にはIllustrator、レイアウトにはInDesignを使うことが一般的です。

Webデザインとは

Webデザインとは

Webデザインとは、PCやスマートフォンで閲覧するWebサイトのデザインのことです。Webデザインを担当するWebデザイナーは、Webサイトの全体的なレイアウトを決めてから、グラフィックソフトを使ってWebサイトの配色やロゴ・アイコンの配置、コーディングを行います。

Webデザイナーは見た目の美しさだけではなく、Webサイトの使いやすさなども考慮し、クライアントの売り上げや問い合わせ増加につなげることが求められます。

DTPデザイン・Webデザインの共通点と相違点

DTPデザインとWebデザインの共通点

クライアントにヒアリングをして、伝えたいことや目的、ターゲットなどのコンセプトを決定し、このコンセプトに基づいてデザインの見せ方を決める点は共通しています。また、DTPであれば大見出し、小見出し、孫見出し、WebであればHTMLの見出しタグ(h1~h3)など、文章構造を入れる点も同じです。

DTPデザインとWebデザインの相違点

紙媒体を扱うDTPは印刷後に直すことができないため、完成品が求められます。紙や色にもこだわります。一方、Webの場合はいつでも修正できるため、内容はアップデートされていきます。ページに掲載するコンテンツを書き足したり、新しいページを設けてリンクを貼ったりすることが可能です。

紙という限られたスペースでデザインを行うDTPは不必要な部分を省く「引き算」、そのようなデザイン上の制約がないWebは内容を充実させる「足し算」の考え方が基本であるといえます。
また、DTPでもWebでも、PhotoshopとIllustratorを使用しますが、ソフトの使い方や求められる知識が異なります。
DTPでは多くの場合、デザインにはIllustratorやInDesignを、写真の加工にはPhotoshopを使用します。それに対し、WebではデザインにPhotoshop、イラストやロゴなどのデータ制作にIllustratorを使用するというように、使い分けを行います。
よって、これからWebデザイナーを目指す方は、PhotoshopとIllustratorの両方を使いこなし、デザインできることが必須スキルであるといえるでしょう。

今からデザインを学ぶならおすすめは?

今からデザインを学ぶのであれば、Webデザインを勉強することをおすすめします。

3つの理由と将来性

Webデザインの将来性とフレキシブルワーク

1つ目の理由はWebデザインの将来性です。

印刷物の需要は縮小傾向にありますが、スマートフォンの普及やリモートワークの増加により、働く場所を選ばないフレキシブルワークに適しています。専門性の高いスキルを必要とすることや、働き方の変化、IT面の進化や拡大を考えていくと、Webサイト制作の需要は今後更に高まり、拡大を続けていくと予想されます。

平均年収の推移

2つ目の理由は年収です。

DODAの「平均年収ランキング2021」によると、Webデザイナーの平均年収は356万円で、2014年の平均年収より20万円以上増加しています。 1年後の「平均年収ランキング2022」によると、Webデザイナーは平均年収が361万円、マイナビエージェントより、DTPオペレーターは336万円となっており、Webデザイナーの平均年収の方が伸びています。また、この1年間の景況感からすると、Webデザイナーの年収がDTPオペレーターと比較して高いレベルで推移していることが推測されます。

活動の幅が多い

3つ目の理由は、比較的若い業界であるWeb業界は即戦力として活躍できる場合が多い点にあります。

やりがいを感じながらいきいきと働きたいという方には、Webデザインが向いています。また、学んでいくことで日常的に専門的なスキルやマーケティングスキルを身につけられるので、最終的に転職が容易に行えたり、フリーランスとして活動領域を広げていくことができます。

おわりに

今からデザインを学ぶ方には、将来性や活躍の場の広さからWebデザインをおすすめします。現在DTPのお仕事をされている方もWebデザインを学び、さらなるスキルアップを図ってみませんか。

インターネット・アカデミーでは、Webデザインで広く使われるPhotoshopやIllustratorなどによるWeb制作を基礎からじっくり学ぶことができます。また、もともとあるDTPデザインの知識に加え、Webデザインの勉強をしたことで仕事の幅を広げることに成功した卒業生の事例も多数あります。スクールの雰囲気を知りたい、先輩の話を聞きたいという方は、ぜひ無料カウンセリングにご参加ください。

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