Geniusとは?Figma上でUIデザインの提案を行うAIをご紹介!
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- 2023/07/26

2023年2月、デザインツールなどの開発を手掛けるDiagramがプレビューを発表した、「Genius(ジーニアス)」。デザイン業界で注目のFigma上で利用できるツールで、今までのツールとは一味違ったAIになっているとのことです。
Figmaは、UIデザインを簡単に行うことができる優秀なツールです。2016年のリリース以降、わずか数年でGoogleやMicrosoft、Netflix、Twitterなどの世界的大企業に導入されており、現在最も勢いがあるといえます。それゆえに、このFigmaでのデザインをさらに効率的にレベルアップできるGeniusには高い期待が集まっています。
今回は、このGeniusの特徴や利用メリットについて解説していきます。
目次
Geniusとは
Geniusとは、Figma上でより良いUIデザインを提案してくれるAIです。
ユーザがFigma上で行うデザインの操作を学習することで、何をデザインしているかを理解し、デザインの構成要素を使用して自動で配置の提案を行ってくれます。つまり、ユーザと共同作業をしている感覚で、Gunius=AIをアシスタントとしてUIデザインを進めていくことができます。
DiagramはこれまでFigma上でテキストからデザインを生成する「Magician」などを発表してきましたが、Geniusはデザインを生成するための指示を与える必要がないのが特徴です。
2023年7月現在はまだサービスが開始されておらず利用することはできませんが、ウェイトリストに登録することで最新情報を得られるので、ぜひ登録してみてください。

Geniusを使うメリットは?
Geniusを使用するメリットは、Figmaの長所に加え、デザイン効率を向上してくれることです。
Figmaの長所としては以下が挙げられます。
- ブラウザ上で簡単にデザインができること
- 無料で利用できるので手軽に導入できること
- 他のメンバーと共同作業をスムーズに行えること
これらに加え、Geniusがデザインのアイデアを提案してくれるので、作業効率がぐっとあがります。例えば、おおまかなデザインを考えているときに、様々なアイデアを出して手助けしてくれたり、ユーザが本質的な部分を制作している際に、細部のデザインを担当してくれたりします。
おわりに
このように、Geniusを利用することによってUIデザイン実務が快適になることは間違いありません。
また、一部ではデザイナーがAIに取って代わられ、仕事が減ってしまうということもあるようです。しかし、AIによってデザインの幅が広がり、時短になることはあれど、デザインの良し悪しや、クライアントの意向に沿っているか、採用するか否かなどの最終的な判断は人間が行うので、完全に仕事を奪われることはないと考えられます。そしてこれからも第一線で活躍するデザイナーになるには、これらのツールを使いこなし、判断力を磨いていくことが重要になります。
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