ゲームデザイナーとは?気になる仕事内容・資格・年収について
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- 2018/07/15
ゲームの世界観を決めたり、ストーリーに携わったり、動作システムに関してデザインの観点からの立案を行うなど、幅広くゲームに携わることができるゲームデザイナーは、ゲーム業界でも人気の高い職種です。最近ではゲームデザイナーを足がかりにアニメやイラスト・映像制作の業界へと活躍の場を広げている方も増えています。今回は、ゲームデザイナーの仕事内容や必要な資格、年収の目安についてご紹介していきます。
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目次
ゲームデザイナーとは?
ゲームデザイナーの仕事内容
ゲームデザイナーとは、各種ゲームの登場キャラクターやアイテム・背景など図柄をデザインする人のことを言います。場合によっては、その上流工程であるゲームの世界観や物語などの創作、あるいはゲームの動作システムの構築なども任されることがあります。
従来のゲームといえば、TVゲームやポータブル式ゲーム機などがメインでしたが、最近ではスマートフォンやPC向けのソーシャルゲームが増えてきています。これに伴いゲームデザイナーの求人もスマホやPC向けゲームを中心に増加傾向にあるといわれています。
ゲームデザイナーになるには資格が必要?
ゲームデザイナーになるために必須の資格はありません。就職・転職の際も資格の有無よりは、ゲームデザイナーとしてのセンスや実績(制作物)が基準となって評価されます。
ただし、資格は企業やクライアントに対して、デザイナーが持つ知識やスキルを客観的に証明する材料になります。仕事の場で自らのスキルをアピールできれば、有利にキャリアチェンジを進めることも可能でしょう。
ゲームデザイナーになるために役立つ資格・スキル
ゲームデザイナーを目指す方におすすめの資格を4つご紹介します。
※各試験情報は2018年6月現在の情報です。
1.CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する、CGソフトを用いる能力や映像表現技術などを測る検定制度です。
「ベーシック」「エキスパート」の2段階の検定レベルがあり、いずれもマークシート方式による筆記試験で実施されます。毎年2回試験日が設定されています。
2.マルチメディア検定
マルチメディア検定は、CGクリエイター検定と同じく、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する、マルチメディアに関する知識を測る検定試験です。
インターネットやデジタルコンテンツ、知的財産権などが試験範囲に含まれています。検定レベルは「ベーシック」「エキスパート」の2段階あり、どちらもマークシート方式の筆記試験です。毎年2回実施されます。
3.Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は、画像編集ソフト「Photoshop」の操作技術を測る検定制度です。サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催しています。
認定基準には「スタンダード」「エキスパート」の2段階があり、スタンダードでは実技・実践、エキスパートは実技・実践および知識試験が出題されます。随時受験を申し込むことが可能です。
4.Illustratorクリエイター能力認定試験
Illustratorクリエイター能力認定試験は、グラフィック制作ツール「Illustrator」を用いてグラフィックコンテンツを制作する技術を測る検定です。こちらもサーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催しています。
「スタンダード」「エキスパート」の2つの認定基準があり、スタンダードは実技・実践、エキスパートは実技・実践・知識の試験が実施されます。随時受験を申し込むことが可能です。
その他、「Maya」など専用ソフトに関するスキルや、基本的なデッサン力、そしてユーザー目線に立ったデザインができる能力などを有していれば、さらに実務で役立つことでしょう。
ゲームデザイナーの年収はどれくらい?
企業にゲームデザイナーとして所属した場合、年収の目安は400~500万円です。
実務で高い評価を得ることができれば、さらに収入アップが見込めます。そのためにもスキルを磨くことはもちろん、客観的な証明手段として資格を取得しておきましょう。
これからゲームデザイナーを目指す方も、既にゲームデザイナーとして働いている方も、デザインを専門に学べるスクールで資格対策講座などを受講して、「ゲームデザイナーに役立つスキル」としてご紹介したPhotoshopやIllustratorなどを効率よく学ぶことをおすすめします。
おわりに
今回は、ゲームデザイナーの仕事内容、おすすめの資格や年収の目安についてご紹介しました。ゲームデザイナーは、スマホやPC向けのソーシャルゲームの市場規模が拡大した昨今、注目の職業の1つです。
インターネット・アカデミーでは、PhotoshopやIllustratorのスキルを専門的に学ぶことができます。また、母体が制作会社なのでデザインに関して技術だけでなく、より実践的なノウハウを身につけることができます。PhotoshopやIllustratorの無料体験レッスンも随時受けられますので、クリエイティブな仕事に興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください。