日本のシンママと米国のシンママ、年収100万の差はどこから?給付金を使ってスキルアップを目指そう!
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- 2024/04/24
シングルマザーの貧困は、長年の問題になっており、特に日本は、欧米初稿と比べてシングルマザーの平均年収が低いとされています。
様々な要因がありますが、今は政府がシングルマザーの貧困を問題視して、多くの方が利用できるスキルアップのための各種制度を用意しています。
目次
国内シングルマザーの平均年収
厚生労働省が発表した、「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果」によると、シングルマザー世帯の平均年収は373万円でした。この金額は、児童手当や養育費なども含んだ金額ですが、児童のいる世帯全体の平均年収は約814万円となっており、母子世帯の平均年収は児童のいる世帯全体の平均年収の半分以下であることがわかります。
また、おなじひとり親世帯でも、父子世帯の平均年収は606万円と、母子世帯と父子世帯との間で大きな格差があります。
海外シングルマザーの平均年収
海外でも、シングルマザーの貧困は長年の問題になってきました。
しかしながら、日本のシングルマザーの平均年収が373万円に対し、他国のシングルマザーの平均年収は、アメリカが約481 万円、イギリスが約454万円と、日本と比べて100万円以上の差があります。
どうして、日本とアメリカやイギリスでこんなに差があるのかな?
なぜ日本のシングルマザーの年収が低いのか
非正規雇用が多い
シングルマザーに貧困が多い理由のひとつは、非正規雇用で働いているケースが多いためです。厚生労働省によると、働くシングルマザーのうちパートやアルバイト、派遣社員など非正規雇用形態で働いている人の割合は合計で42.4%にものぼりました。
一般に、正規雇用と非正規雇用では給与の金額やボーナスの有無などが異なるため、正規雇用に比べると非正規雇用は収入が低くなってしまうことが多いです。
長時間働くことが難しい
長時間勤務や夜勤はシングルマザーにとって、難しい場合も多いでしょう。特に幼い子どものいるシングルマザーの方は、労働時間が限られてしまいます。保育施設などを活用して、非正規雇用でありながらフルタイムで働いている方もいるものの、非正規雇用であるがゆえに、給与水準が低かったりボーナスを受け取れず、依然として低所得から抜け出せない世帯が多くあります。
シングルマザーが年収アップするには?
「働きながら、子供と過ごす時間も確保したい」と考えるシングルマザーの方は多いのではないでしょうか。
上記の希望を満たせる職種としてIT関連の仕事があります。人材需要が高く、場所や時間を選ばずに柔軟な働き方が選択しやすいため、フルタイムで働くことが難しい方や、在宅での勤務を希望する方にもおすすめです。
シングルマザーにおすすめの職業
以下では、希望の働き方別にシングルマザーにおすすめの職種をいくつかご紹介します。
資格を活かし、安定して働ける職業
看護師
年収:508万円
看護師になるには、国家試験を受験し、看護師資格を取得する必要があります。
また、看護師資格を取得するには4年制大学、3年制の短大・専門学校などに通い、専門的な知識を身につけることが条件とされています。
介護職
年収:320万円
無資格でも介護職に就くことは可能ですが、身体介護に携わるには、「介護職員初任者研修」を取得する必要があります。また「介護福祉士」という国家資格を取得すると、より専門知識や技術を持っているとみなされ、就職に有利です。
医療事務
年収:339万円
看護師や介護士に比べ、年収は下がりますが、夜勤や長時間の勤務が少ないので、子どもに合わせた生活ができます。
特に必要な資格はありませんが、未経験で働く際には民間資格である「診療報酬請求事務能力認定試験を突破しておくことをおすすめします。
Webデザイナー
年収:473万円
Webデザイナーは、在宅ワークがしやすい職種なため、自宅で子どもと過ごす時間を多く確保したい方におすすめです。必須資格はありませんが、スキルや知識をアピールする資格として、「Webクリエイター能力認定試験」「HTML5プロフェッショナル認定資格」「ウェブデザイン技能検定」などがあります。看護師や介護士と比べて、夜勤や残業なども少ないことがポイントです。
IoTエンジニア
年収:640万円
IoTとは「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことを指します。IoTエンジニアとはIoTシステムの設計・開発・構築を行う仕事です。こちらも必須資格はありませんが、専門技術を要する資格のため、「IoTシステム技能検定」や「ECHONET IoT MASTER」などの資格を持つことをおすすめします。
スキルアップに給付金を活用しよう
せっかく転職のためにスキルアップするなら、給付金を活用してみませんか?
高等職業訓練促進給付金とは
高等職業訓練促進給付金は、ひとり親の方が就職のために特定の資格取得を目指し、対象のスクールなどで1年以上修業している場合、行政から経済的支援を受けることができる制度です。
シングルマザーの方は、専門スキルを習得し、収入アップに繋げるための「高等職業訓練促進給付金」と、雇用の安定と再就職の促進をはかる「教育訓練給付金」の2つの受給資格がある可能性があり、最大193万円の受給を受けながら、スキルアップに励むことができます。
当初、デジタル分野における高等職業訓練促進給付金等事業は期間限定とされていましたが、期限が撤廃され、恒久的にデジタル分野が対象に含まれることになりました。
そのため、現在対象となる職業は看護師、介護福祉士、保育士、デジタル系職種などになります。このうち、看護師・介護師・Webデザイナー・IoTエンジニアを目指す方は、高等職業訓練促進給付金の給付対象資格を受けることをおすすめします。
実際に給付金を使ってスキルアップしたシングルマザーの声
「高等職業訓練促進給付金」を使ってインターネット・アカデミーでスキルアップ中の受講生と実際に活躍している卒業生をご紹介します。
Webデザイナー総合コース:黒瀬愛子さん
黒瀬さんは、小学生のお子様と二人暮らしのシングルマザー。お子様がのびのびと学べる学習環境を求め、数年前に長年住んだ九州から長野県に移住しました。前職はなんと高等学校の英語の先生!培った英語のスキルを活かして翻訳会社に勤務されていらっしゃいましたが、英語スキル1本だけでは、収入的にも不安を持つようになり、自身の付加価値を高めるためにインターネット・アカデミーに入校されました。今は、高等職業訓練促進給付金を受給しながら、将来海外で仕事をすることを夢見てWebデザインスキルを学んでいらっしゃいます。
IoTエンジニア育成コースA+作品制作:榮沙紀さん
榮さんは、シングルマザーとして2人のお子さんを育てるにあたり、定年退職後も働いていけるよう手に職をつけたいと考えていました。一生働けるIT系の仕事に就くことを希望され、ハローワークに相談したものの、「実務経験がないと、年齢的に転職は難しい」と言われてしまいました。そんな時、国が進めている「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」について記事で読み、インターネット・アカデミーでの受講を決意。IoT、ホームページ制作、JavaScript、サーバーなど幅広く学び、卒業後は2社から内定を獲得。現在はイベント会社に転職し、ご活躍されています。
おわりに
今回紹介したWebデザイナーやIoTエンジニアは、在宅ワークがしやすいため、お子さんとの時間を大切にしたい方にもおすすめです。
インターネット・アカデミーは、高等職業訓練促進給付金対象資格の各種認定スクールです。24時間受講出来るオンデマンド授業や、マンツーマン授業をご用意しており、シングルマザーの方でも学びやすい受講環境をご用意しています。
さらにインターネット・アカデミーでは、シングルマザーの方を対象に、最大193万円の給付金を受給しながらスキルアップできる制度の無料説明会を毎日実施しております。シングルマザーの方に向けた給付金の紹介ページ「MamaEdu」をご確認いただき、まずは無料説明会にご参加ください。
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