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Web担当者の課題|コーポレート(企業)サイトやSNS運営のトラブルとは?原因を知って回避しよう

  • 2022/10/20
Web担当者の課題|コーポレート(企業)サイトやSNS運営のトラブルとは?原因を知って回避しよう

コーポレート(企業)サイトや企業のSNSアカウントを運営している「Web担当者」の方が、日常的に直面しがちなトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、企業のWeb担当者として遭遇することが多いコーポレートサイトやSNS運営にまつわるトラブルについてご紹介します。

AIちゃん
AIちゃん

WebサイトやSNSを運営しているときにトラブルにあったらどうしよう...

有村先生

よくあるトラブルの原因と対処法を抑えれば大丈夫ですよ。有事のためにぜひ覚えておきましょう。

目次

課題1.サイトに対するユーザーの反応が良くない

課題1.サイトに対するユーザーの反応が良くない

「カッコよく見栄えの良いWebサイトを作って公開したのに、ユーザーの反応が今ひとつ良くない」ということは珍しいことではありません。
このようなことが起きる原因として、サイトの見た目(デザイン)にこだわりすぎて、ユーザーに伝えたい内容が曖昧になっている可能性があります。また、Webサイトを通してユーザーが求めているものを提供できていない可能性が高いことも考えられます。

「良いWebサイトを作れば集客につながる」と考えることは正しいのですが、何をもって「良い」とするかは、Webサイトの役割や目的次第で変わります。ユーザビリティ(利用する人にとっての使いやすさや分かりやすさ)を無視した結果「カッコいいサイトなのに、見たい情報を探すのに時間がかかる」などということになれば、せっかく体裁よく整えても魅力を損ねることになってしまいます。

このような状況を回避するには、まずWeb担当者と制作会社間でWebサイトの運営目的を設定し、そのゴールに向けた現状と課題及び対策を共有することが不可欠です。
まずサイト制作の目的や優先して伝えたい情報を洗い出し、目的にかなったWebサイトの構成を検討しましょう。そして、オリエンテーション(発注者が受注者に対し、依頼内容を説明し理解を深めるミーティング)を疎かにせず、サイト制作の目的や伝えたい情報を制作会社に伝え、目的にかなったWebサイトの構成を検討することが大切です。

サイト制作を外注せず、自社内で制作している場合は制作チーム側とWeb担当者との間での情報共有と調整が必要です。

課題2.Webサイトのトラブルが頻発する

課題2.Webサイトのトラブルが頻発する

「お問い合わせフォームが正しく動作しない」「ソースやファイル構成のルール化が不十分でメンテナンスに手間がかかる」「プログラムの上書きによる動作の不具合」など、Webサイトのトラブルが頻発する場合は、会社の運営体制に問題があったり、社員の知識レベルにムラがあったりすることが考えられます。これらのトラブルの主な回避策として、「社内で運営体制をマニュアル化する」、「社員の知識レベルを統一化する」などが挙げられます。社内のルールを統一化することで引継ぎをスムーズに行うことができ、担当者間の認識のズレから生じるミスを防ぐことができます。また社員の知識レベルを統一化することで、担当者によるWebサイトのクオリティの差を無くし高いレベルの質を維持できるようになります。

課題3.SNSの活用による炎上

課題3.SNSの活用による炎上

近年では、SNSの企業アカウントを利用してマーケティングを行う企業も増えています。SNSを有効活用すればマーケティングの効果を大きく期待することができますが、投稿内容の不注意により思わぬトラブルに発展する可能性があります。

例えば、過去には大手食品会社が競馬に関しての不正確な情報をTwitterに投稿し、その内容に対する消費者からの批判が殺到しました。また、大手電機会社が他企業の製品を批判する内容の投稿をTwitterにし、アカウントが休止に追い込まれました。

このようなSNSでの炎上を回避するためには、「第三者的な視点で投稿内容をチェックする」ことや「SNS運用の社内ルールを設定する」ことが必要となります。

WebサイトやSNSに載せる情報は関係部署に事前確認をとり、書き込む内容もユーザー目線でチェックしてから、納得できる内容で公開しましょう。

また、SNSで投稿する時や、万が一炎上してしまった時の対処をルール化しておくことも重要です。SNS運用上のルールをしっかりと定め、トラブルに迅速に対応できるようにしておきましょう。

おわりに

今回は、コーポレート(企業)サイトやSNS運営にまつわるトラブルの代表例と、Web担当者ができる回避法を3つご紹介しました。いずれについても基本的な手順をきちんと踏めば、トラブルの発生を防げることがお分かりいただけたかと思います。
ただ、Web担当者に必要なスキルは一朝一夕で身につくものではありません。効果的なコーポレートサイトの制作と、Web担当者の業務効率化を図るために、Webスクールでサイト制作やマーケティング手法について学ぶことをおすすめします。

Web専門スクールの「インターネット・アカデミー」では、Web担当者が必要とするWebディレクションやWebマーケティングの、法人の方に向けた研修プログラムをご用意しています。コーポレートサイトやSNSをトラブルなく運営するために、Web制作の第一線で培われたノウハウが詰まった研修プログラムをお役立てください。皆さまの業務内容や課題に応じ、おさえたい知識やスキルをピンポイントで学習できる研修内容のカスタマイズも承ります。

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