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ITSS+とは?ITSSとの違いもご紹介!

  • 2023/01/25
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第四次産業革命の影響により、IT人材の需要がますます高まってきています。それと同時に、IT人材のスキルも更に高いレベルのスキルセットや変革が求められるようになってきました。新たなITに対応するためのスキル強化に向けた「学び直し」も重要視されてきています。そこで注目すべきなのが「ITSS+」です。今回はITSS+について掘り下げ、ITSSとの違いについてもご紹介していきます。

AIちゃん
AIちゃん

ITSSに続いてITSS+が注目されているんですよね。

有村先生

今回はITSSとITSS+、それぞれの違いもご説明していきます。一緒に学んでいきましょう!

目次

ITSS+とは

ITSS+は、IT人材の更なるスキル強化のための「学び直し」を促進するために策定されたものです。ITSSと呼ばれる、従来のITスキル標準が対象としていた情報システム部門に関わる人材のスキル強化、学び直しのための学習指針として活用されることを想定して策定されています。

ITSS+では、以下の4つの領域について、必要なスキルが具体的に定義づけされています。

データサイエンス領域

データサイエンス領域は、第四次産業革命に向けてビッグデータや人工知能(AI)等の必要性の高まりが指摘されていることを踏まえ、一般社団法人データサイエンティスト協会との協業により策定されました。

アジャイル領域

第四次産業革命の実現に必要なアジャイル開発に関する適切な理解が十分普及していないという問題意識から追加された項目が「アジャイル領域」です。

IoTソリューション領域

IoTソリューション領域は、主にITベンダーとして必要な技術要素や、開発プロセス等におけるIoTソリューション開発での役割定義、各役割におけるタスクの特徴などについて策定されています。

セキュリティ領域

セキュリティ領域は、企業側にセキュリティ対策をより強化することが求められていることを踏まえて作られました。設計・開発、運用・保守、セキュリティ監査における13の専門分野に必要なスキルが具体化されています。

参考

ITSSとの違い

それでは、ITSS+とITSSの違いについて見ていきましょう。

そもそもITSSとは、2002年に経済産業省が策定したIT人材のスキル体系のことです。ITサービスに関わるプロフェッショナルの教育・訓練などに、IT業界として有用な「ものさし」を提供するものとして定められました。そのITSSに、さらに強化するべきとされるスキルを含んだ領域を追加したものがITSS+です。つまりITSS+は、ITSSを補完する役割を担っているのです。ITSS+は、これからのIT人材に必要とされている知識を教えてくれているとも言えます。ITSSやITSS+を学ぶことで、これからのIT人材として必要な知識を効率的に手に入れることができるのです。

ITスキルを身につけよう!

ITSS+誕生の背景には、ビッグデータや人工知能(AI)、IoT、高度なデータ解析などの発達によって起こった第四次産業革命が大きく影響しています。第四次産業革命により、多くの業務や生活が自動化・高速化され、私たちの生活はより便利に、そして豊かになりました。それと同時に、私たちの職業にも大きな変化が訪れています。単純作業の仕事は次々とAIに代替されるなど、今後10〜20年の間で約半数の仕事がなくなってしまう可能性があるという予測も発表されています。

そんな中、注目すべきなのは「リスキリング」です。リスキリングとは、簡単に言えば、知識を学び直して新たなスキルを獲得することです。現在、国がITスキルの習得を目指す人を後押ししています。その裏付けとして、一定の要件を満たすことで、厚生労働省より専門実践教育訓練給付金として受講料の最大70%が支給される制度があります。この制度を賢く利用し、リスキリングで新たな技術を身につけて、需要が増え続けるIT業界に飛び込んでみるのはいかがでしょうか。

参考

日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に リスキリングとは?注目の理由は人材不足とVUCA時代のキャリア形成

まとめ

今回はITSS+についてご紹介しました。これからはITスキルを身につけることで活躍の幅がどんどん広がる時代です。インターネット・アカデミーでは、国からの給付金を受け取りながらITスキルを身につけることができる「Reスキル講座」をご用意しています。最大で受講料の70%の支給を受け取りながら学ぶことができるので、興味のある方はぜひ一度、無料カウンセリングにてご相談ください。

経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座と厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度厚生労働大臣指定講座の対象講座に認定された

Reスキル講座

Reスキル講座とは、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座として経済産業大臣の認定を受けた講座です。

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