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高校で必修化された「情報Ⅰ」って?必修化の背景やIT人材の今後について解説!

  • 2024/03/19
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高校では2022年度から「情報Ⅰ」としてプログラミング教育が必修になりました。プログラミングは、エンジニアやプログラマーのような専門的な職種にのみ必要な知識というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これからは高校生全員がプログラミングの知識を習得することになります。

今回は情報Ⅰについて紐解き、必修化された背景や、これからのIT人材について解説していきます。

AIちゃん
AIちゃん

情報Ⅰではどんなことを勉強するのかな?

有村先生

小学校、高校でのプログラミング必修化につづき、共通テストにも新しく「情報Ⅰ」が試験科目として追加されました。「情報Ⅰ」でどんなことを学ぶのか、一緒に見ていきましょう!

目次

情報Iとは

情報Ⅰとは、プログラミングやネットワーク、データベースの基礎知識について学習する科目です。2022年度より高校情報科の共通必修科目として新設されました。コンピューターやネットワークの仕組み、データ分析などを学び、アルゴリズム(問題を解決するための手順・方法)やプログラミングの方法も実習形式で学習していきます。

2020年からは小学校で、そして2022年からは中学校でのプログラミング学習が必修になりました。大学入学共通テストにおいても、2025年よりプログラミングの知識を含む「情報」の科目が追加され、97%の国立大学は「情報Ⅰ」の受験を必須と公表しています。

難易度としては、プログラミング能力検定の「レベル5」に該当し、ネット利用時のモラルから、基本的なプログラミング知識や、アルゴリズムについての考察、二次元配列などの知識が求められる問題で構成されています。

有村先生

学校教育でプログラミングが必修化されていく流れを見ると、プログラミングやデータについての知識がいかに重要視されているのかがことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

情報Iが必修化された理由

情報Ⅰが高校で必修化された背景には、加速するIT推進やグローバル化があります。また、Society 5.0と呼ばれるスマート社会の実現に向け、これまで人が担っていた多くの仕事はAIやIoTに代替されていくことが予想されています。AIやIoTにできない仕事を人間が担っていく必要があるからこそ、これからもとめられる資質や能力を身につけなくてはなりません。だからこそ、これから需要の増していくプログラミングを学ぶ必要があるとされているのです。

プログラミング知識の需要と重要性

高校だけでなく、小学校や中学校でもプログラミングが必修になってきていることからもわかるように、これからプログラミングスキルが必須となっていくことは確実です。

さらに、現在日本は深刻なIT人材不足に陥っています。経済産業省の調査では、IT人材は現状約17万人不足しており、2030年には約79万人まで拡大すると予想されています。このことからも、プログラミングなどのIT知識を持つ人材がどれほどの価値を持つかということがお分かりいただけるのではないでしょうか。IT知識を持つ人材は今後ますます注目され、需要も高まっていくことが予想されます。プログラミングなどのIT知識は、めまぐるしく変化する世の中で生き抜いていくための大きな武器になるのです。

おわりに

今回は、高校で必修化された情報Ⅰについてご説明しました。これからITによる革新が進むにつれ、社会から求められる力も多様性を増していきます。さらに現在のIT人材不足もあいまって、現代におけるパソコンのように、プログラミングやITの知識がビジネスの現場では必須スキルとなる世の中が到来する時代になりつつあります。

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