CompTIAとは?国際的な試験団体のIT試験はどのようなもの?
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- 2023/05/27
デジタル化が進む現代において、ITスキルはますます必要とされています。そして自分がどのようなスキルをどの程度持っているかを証明するために、ITスキルの資格試験が注目されています。今回は、資格試験を取り扱う世界最大級の団体CompTIA(コンプティア)とその試験についてご紹介します。
目次
CompTIAとは?
CompTIAとは、the Computing Technology Industry Assosiationという、米国のシカゴに拠点を置くIT業界団体です。IT規格標準化の提言を目的に発足し、現在ではリサーチや政策提言、資格の認定など、さまざまな分野に活動の幅を広げています。
CompTIAはIT系試験の実施団体としては世界でも最大級で、マイクロソフトに次いで二番目に多い受験者数を抱えています。グローバルに通用する資格であるため、海外での資格証明に効果的なことが大きな強みです。
CompTIAのおすすめ試験
CompTIAでは、技術系から事務系まで幅広く、IT関連の認定試験やその教材を取り扱っています。なかでも特におすすめな資格を3つご紹介します。
CompTIA A+
CompTIA A+は、CompTIAの初期から存在する最も基本的な認定資格です。ITキャリアを築く上で必要とされる知識を網羅しており、出題範囲は広く以下の9分野に及びます。
- ハードウェア
- オペレーティングシステム
- ソフトウェアトラブルシューティング
- ネットワーキング
- トラブルシューティング
- セキュリティ
- モバイルデバイス
- 仮想化とクラウドコンピューティング
- 運用手順
CompTIA Data+
CompTIA Data+は、データアナリスト向けのプロフェッショナル認定資格です。データベースの扱い方から統計手法や見せ方、データガバナンスまで幅広くデータ分析に関する知識問われます。試験範囲は以下の通りです。
- データの概念と環境
- データマイニング
- データアナリシス
- ビジュアライゼーション
- データガバナンス、品質と管理
CopmTIA Cloud+
CompTIA Cloud+は、プラットフォームやベンダーを頼らずにクラウドのインフラ構築ができるスキルを試すエンジニア向けの資格です。クラウド設計や運用について専門的な知識が必要で、以下のようなテーマが出題されます。
- クラウドのアーキテクチャと設計
- セキュリティ
- デプロイ
- 運用とサポート
- トラブルシューティング
CompTIAの資格をとるならインターネット・アカデミー
企業向けにIT研修を行っているインターネット・アカデミーでは、CompTIAと連携してCompTIA Data+研修とCompTIA Cloud+研修をご用意しています。CompTIAの公式トレーニング教材を利用するのはもちろん、トレーニングパートナーとしても認定されているインターネット・アカデミーならではのIT教育ノウハウを組み合わせることで高い学習効果を得ることができます。
おわりに
国内にも数多くの優良なIT資格はありますが、CompTIAの認定資格は世界中で活用できます。世界を舞台に働きたい方や海外企業を取引先にしている方は、受験を考えてみてはいかがでしょうか。
インターネット・アカデミーでは、企業様への研修のご提供はもちろん、「ITリテラシー講座 」や「データ分析講座 」など個人向けにも数多くの講座をご用意しています。ご興味がありましたら、お気軽に無料カウンセリングまでお越しください。
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