Googleが発表した新しい3Dモデリングツール
2017年8月 2日
VRアプリやARアプリを開発する上で、多くの場合、まず最初に3Dオブジェクトを作成するという作業です。3Dモデリングツールは、様々ありますが、このたび、Googleが新たなツールを発表しました。
Googleの新しい3Dモデリングツール「Blocks」は、パソコン上で3Dモデリングを行うのではなく、VR空間上で3Dモデリングを行うツールです。
現在は、HTC ViveとOculus Rift版が無料で公開されており、VRヘッドセットをして、コントローラーを使い3Dオブジェクトを作っていきます。
GoogleはすでにTilt BrushというVR空間上で絵を描くVRペイント・ツールを公開しており、その操作性等が評価を得ています。
基本的な操作やコンセプトとしては、Tilt Brushを受け継ぐ形となっており、初心者でも直感的に操作ができるようになっています。
Blocks内で制作した3Dオブジェクトは、OBJ形式のファイルとして出力することができます。また、BlocksのWebサイト上で自身の作品を公開することもできます。
リアルで本格的な3Dモデリングというよりは、初心者向けのツールという位置付けですが、入り口としては最適なツールだと思います。
VR空間の中で、まるでその場で彫刻や銅像などのアートを作るかのように3Dオブジェクトを作れるのは、なかなか面白いユーザー体験だと思います。HTC ViveかOculus Riftをお持ちの方は、ぜひトライしてみてください!
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