Webデザイナーとして独立するには?成功事例から学ぼう
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- 2018/11/07
もっと自分らしい仕事・やりたいことに挑戦をするために、独立して働くことを選択肢として考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨今ではインターネット上で仕事を受注できるサービスの増加や、場所にとらわれずに働く環境が整ったことにより、Web業界でも独立して働くハードルが低くなりました。
とはいえ、独立に対して不安感をお持ちの方も多いでしょう。現在Webデザイナーとして働く人もそうでない人も、独立を視野に入れるのであればどのような準備やスキルが必要なのか知っておきたいですよね。今回は、Webデザイナーとして独立するために必要なことと合わせて、独立に成功して活躍されている方の事例をご紹介します。
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目次
独立とフリーランスの違い
最近では独立というと、そのままフリーランスを意味して使われることがあります。独立とは、特定の組織に属さず独立して仕事を請け負う働き方を指します。その中には法人経営者として仕事を受注したり、個人事業主として業務を請け負ったりする方法があります。 フリーランスと独立は全く同じことを意味するのではなく、独立の中に、働き方の形態としてフリーランスが含まれるといえます。
独立・フリーランスへの転身理由とは
2015年版小規模企業白書によると、フリーランスとして働く人は「自由度・裁量」、「内容・やりがい」、「生活との両立」の3点に対して、満足していると6割以上が回答しています。中でも、仕事に対する裁量の高さと自由度に対する満足度が最も高いのです。また、国内では現職でフリーランスをされている方の7割近くが前職で企業務めを経験しています。
法人経営を始める理由については、2017年版「小規模企業白書」の調査で起業家が起業に関心を持ったきっかけに「勤務先ではやりたいことができなかった」(29.2%)「周囲の起業家・経営者の影響」(男性40.7%、女性22.7%)といった理由が男女ともに大きな割合を占めるという結果が出ています。
独立を選択した人の多くは、やりたいことへの挑戦や、自分らしく裁量を持って働きたいとの思いからキャリアチェンジを決意していると考えられます。
企業側でも、人材不足を背景にスキルを持った人材を柔軟に活用する方向へシフトする動きがあります。今後働き方の多様化が進む中で、企業に属さないで働くことは珍しいことではなくなるでしょう。
Webデザイナーで独立するには?
IT/Web業界では一般的に、大小さまざまな案件が外部へ受注・依頼されています。中でもデザイン関連は外部委託をするケースが多く、Webデザイナーとして独立後、案件ごとに請負契約をして業務を行う例は他業界に比べ珍しいことではありません。ただし、自らの専門スキルを提供し報酬を得るので、高いWebデザインスキルを身につけるほど仕事の幅が広がり収入アップにつながります。
では、独立するにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。以下よりご紹介します。
Webデザイナーとして独立に必要なスキルとは?
Webデザインスキル
Webサイトのデザイン制作の際には、Illustrator、Photoshopをはじめとしたグラフィックソフトを使いこなすスキルが必須です。 さらに、Webサイトのコーディングをする際に必要なHTML、CSS、JavaScriptといったWebプログラミング言語のスキルも欠かせません。クライアントに提供するデザインのイメージを具体的に提案したり柔軟に対応したりするには、Webサイトの構築方法を理解しておかなければならないためです。
Webマーケティングスキル
Webデザインにおいてデザインの質や使いやすさが良いことはもちろん重要ですが、同時に顧客獲得や売上向上のための施策も必要です。Webマーケティングの知識・視点を踏まえ、利益につながるWebサイトをデザインすることが求められます。
Webディレクションスキル
Webデザイナーは、クライアントの要望を聞き制作の指示を行うこともあるため、対人スキルを磨いておくと良いでしょう。クライアントと制作チームの間を取り持ち、具体的な業務指示を行うディレクションスキルを身につけると、仕事がスムーズに進むだけでなくクライアントからも重宝されます。
Webプロデューススキル
Webプロデューススキルには、Webに関わるプロジェクトを統括するためのスキル全般が含まれます。プロジェクトの統括とは、プロジェクト全体を見通しWeb制作の現場を管理するだけでなく、企画の立ち上げからクライアントへの営業やプレゼンテーション、予算設定や人材の適切な配置、納品後のアフターフォローなども含まれます。
このため、Webプロデューススキルは主に運営・管理能力、Webに関する専門知識、営業力・折衝力を指します。Webデザイナーとして独立する際は、このようにゼネラルな知識を身につけておくことが理想です。
Webスキル以外では、人脈が活きる
Web制作案件は、Web業界の人脈をきっかけとして仕事が広がることも多くあります。クライアントを通じた紹介や、独立して活動する仲間から有益な情報を得る場合もあります。
さらには、仕事をしていて困難なことがあった際に相談したり、有益なセミナー情報を得ることが出来たりするため、同業者の人脈も持っていると心強いものです。
Webデザイナー独立ストーリー
独立を考えているものの何をすべきかイメージが湧きにくい方は、実際にWebデザイナーとして独立された方がどのようなプロセスを踏んだのかチェックしておきたいですよね。ここからはスクールに通った後、独立に成功された卒業生の方々をインターネット・アカデミーの事例からご紹介いたします。是非ご参考になさってください。
未経験からWebデザイナーとして独立
まずは、Webデザイン未経験から学び始め、Webデザイナーとして独立された方からご紹介します。
日立関連サイト手掛けるママさんWebデザイナー
Web制作会社「Japan net-line」の代表を務める佐藤加奈さんは、スクール卒業後にフリーのWebデザイナーとして仕事をスタートさせました。キャビンアテンダントとしての経歴を持ち、その当時Webサイト制作に関わったことをきっかけに本格的に勉強を開始されました。
「こうすれば早いんだ」と実感できるような、効率アップのための手法を学ぶことができました。学校に行っているときから実践的なことを学べるのは、卒業後のことを考えても非常に価値があることだと思います。
また、人脈を作る場が多くあったことも大きなメリットで、たとえば卒業生が集うBOHRのイベントに参加したり、受講生の作品を見て声をかけたりしました。そこで知りあった方々は、今でもかけがえのない大切な仲間です。
卒業後、すぐに50人規模の制作チームを率いることもありました。その後、しばらくフリーで活動したのちに法人化して、現在は制作会社の取締役を務めています。
「Awwwwards」など Webにおける世界的な賞実績を持つDONGURI創業者
メーカーでプロダクトマネージャー/IAを行い、プロダクト開発を手がけていたミナベトモミさんは、独立を目指しスクールでの勉強を開始しました。
独立前に一流どころのノウハウをなるべくたくさん吸収し、自分のモノにしておきたかったので、インターン先へは受講と平行しながら行っていました。卒業生の横山剛さんが代表を務める「グレイビートレイン」をはじめ、2社で働かせてもらいましたが、それぞれの会社でWeb企画を丁寧に指導をしていただきました。また開発マネジメントの観点からデザインについても学んでおきたいと思っていましたが、現場で経験0から教えていただけたので、この経験は今も私の仕事の糧となっています。
インターンをしながら少しずつ仕事も受注しはじめていたので、教科書を片手に仕事をすることもありましたね。内容が実践的で本当によかったです。
「Awwwwards」など Webにおける世界的な賞実績を持つDONGURI創業者 より引用
女性企業家兼、Web専門誌人気コラムニスト
影山さんは、Webを「自分の新しい仕事にしたい!」とスクールへ通い始め、卒業後フリーWebデザイナーを経て「株式会社クラリティ・アソシエイツ」を設立されました。
一通りの授業を受けたあとは、さっそく会社を退職し、フリーで活動を開始。前職での営業経験から、「自分で仕事を取る!」というスタイルが自分には合っていると実感していたので、とにかく最初はたくさんの制作をこなし、実績を重ねることにしました。ひたすら仕事をこなしていくことで、自然と仕事の依頼は増えていきましたね。
スキルアップして独立
「TIAA」6年連続受賞。世界が認めるクリエイター
広告代理店勤務時代に独学でWebを勉強していた横山剛さん。スクールで学んだ後にデザイン会社「gravytrain(グレイビートレイン)」を設立されました。
スクール卒業後、もともと興味があったデザインや映像を本格的に仕事にするため、そして自分の力を試すために働いていた会社を辞めて独立しました。
それから何千、何万と作品を作り続けてきました。僕が作品づくりの中で常に模索しているのは、「何を伝えるべきか」、そして「ユーザーにいかに楽しんで使ってもらうか」ということです。
その積み重ねの中で、作品のいくつかが日本国内だけでなく世界規模の広告賞まで受賞されるようになりました。
おわりに
Webデザイナーとして独立するために必要なスキルと、実際に独立して活躍されている方々の事例をご紹介しました。独立の準備に向けたヒントとなれば幸いです。
インターネット・アカデミーは、Web制作会社が母体のWeb専門スクールです。未経験からWebデザインスキルを学んだ後、独立して業界で活躍されている卒業生も数多くいらっしゃいます。スクールでは卒業生や受講生と交流する機会を積極的に設けているので、独立して働く卒業生や、独立を目指す受講生との人脈を広げ情報交換することも可能です。
また、営業代行や広報活動といったサポートを行うサービスをグループ企業が提供しております。独立後に安定して仕事を得ることに対して不安を抱える方は、お気軽にご相談いただけます。
Webデザイナーとして独立をお考えの方やWebスキル向上をお考えの方は、インターネット・アカデミーで毎日開催している無料体験レッスン・カウンセリングにご参加ください。