今後、稼げる職業って何?Web・IT関連の稼げる仕事ランキング
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- 2024/03/13

新技術の登場によって目覚ましい速さで変化を続けるWeb・IT業界は、インターネットによるさまざまな垣根を越えたサービス展開により、社会に大きな影響を与えてきました。
Web・IT業界は他の業界と比べ、資格取得やスキルアップによる昇給の見込みが高いと言われています。年収アップを図る場合、どの職種を目指せば良いのでしょうか。今回はWeb・IT関連の稼げる仕事をランキングでご紹介します。
目次
【第1位】ITコンサルタント

Web・IT業界で最も稼げる職業が、クライアントの経営課題をITによって解決するITコンサルタントです。
近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業の増加に伴い、ITコンサルタントの需要も高まっています。2024年における平均年収は、647万円と高水準の職業と言えます。
「年齢よりも実力重視」の職種であるため、20代や30代からトップITコンサルタントとして活躍されるチャンスがあります。ITコンサルタントの仕事内容は多岐にわたり、IT戦略の提案から企画、関連するシステム設計・開発までプロジェクトの主軸に携わることができるのが魅力です。
【第2位】プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、顧客の要望をヒアリングし、開発するITシステムの構造や機能に応じて、予算やスケジュール、開発に必要なメンバーを決定し、チームを結成してプロジェクトを遂行していきます。成果物を完成させ、クライアントに納品するところまでがプロジェクトマネージャーの仕事となります。2024年における平均年収は、630万円とITコンサルタントに次いで高い平均年収となっています。
事業のIT化を目指す中でプロジェクトや開発規模が大きくなると、プロジェクトマネージャーを必要とする場合も多く、需要が高まっています。
最近ではDX推進の流れに伴い、ITやデジタル分野の知識がプロジェクトマネージャーに求められることも増えているので、マネジメントのスキルはもちろん、ITや最先端技術に関する知識も求められることが増えています。
IPAが公開した「DX白書2023」によると、国内でDXを導入した企業の割合は、2021年度調査の55.8%から、2022年度は69.3%に増加しています。
※独立行政法人情報処理推進機構「DX白書2023」
【第3位】Webプロデューサー・Webディレクター

第3位はWebプロデューサー、Webディレクターです。両者の区分は企業によって異なるため、ここではプロジェクトの企画・進行・管理などを担当する業種として、Webプロデューサー、Webディレクターをひとまとめにしています。2021年におけるWebプロデューサー、Webディレクターの年収額は、573万円です。Webサイトの品質を左右するディレクションやプロデュースを担うため、Webデザイナーと比較して仕事の幅は広く、実力が問われる職業と言えるでしょう。そのため、年収の水準も比較的高い傾向にあります。
Webデザイナーとして数々の案件に携わり、技術や経験を積みながら、WebディレクターやWebプロデューサーにステップアップするパターンが多く見られます。また、Webデザイナーだけではなく、実際の設計を理解したプログラマーからの転職も今後増えると予想されています。どちらの職業も企業内では代わりのきかない存在であり、安定して稼げる専門職の1つです。
おわりに
今回は日々躍進するWeb・IT業界の職種に焦点を当て、その年収や概要をご紹介しました。Webデザイナーは生産性と品質を左右する技術と知識、WebディレクターとWebプロデューサーはさらにプロジェクトの進行管理やマネジメント能力が年収に反映されます。
そして、Web・IT業界で最も稼げる職業がITコンサルタントです。こちらも常に最新かつ専門性の高いスキルが求められるものの、着実に経験を積み、常に最新の情報をキャッチアップし続ける根気の強さがあれば狙えない職業ではありません。Web・IT業界で稼ぎたいと考えている方は、将来を踏まえてキャリアアップを検討されるのも良いでしょう。
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目まぐるしく発展するWeb・IT業界では、求められるスキルも変化し続けています。年収アップを目指すには、どの職種であれ常にスキルアップを図ることが大切です。