ニューノーマル時代の働き方とは? ITリテラシーを高めて活躍する人材になろう
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- 2023/05/27

新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、世界は今、大きく変わろうとしています。「ニューノーマル時代」に必要な人材像を理解し、自身のキャリア観をアップデートしましょう。

聞きなじみのない方もいるかもしれませんね。今回は、ニューノーマルとは何か、どんな人材が求められるのかなどを詳しく解説していきます。
ニューノーマルとは
ニューノーマル(New Normal)を直訳すると「新しい日常」です。考えもつかなかったことが、いつの間にか当たり前になってしまう現象を指します。
この言葉は、2000年代初めにITバブルが崩壊した際、米国で登場したと言われています。そしてリーマン・ショック(2008年)の後にも使われ、今回の新型コロナウイルス感染症によるパンデミックなど、世界的な景気悪化を招く出来事と関係が深いです。
重要なのは「変化の前には戻らない」というニュアンスを含んでいることです。リーマン・ショックの後、GAFAが台頭し、スマホが普及しました。SNSやネット通販が手軽になる一方、店舗での対面販売を重視してきた家電やアパレルなどの小売業は、顧客離れに直面しています。
新型コロナによるパンデミックの前は予想もしなかった変化がパンデミック後の社会にもたらされました。とりわけ、最近の「ニューノーマル」の使われ方には、従来の常識に固執せず変化に対応していかなければならない、という意を含んでいるケースも多くみられます。
これからはITリテラシーがニューノーマル
出社からテレワークへー働き方の変化
新型コロナ感染症の影響で働き方も大きく変わりました。出社を伴う勤務が必要とされている企業でも、自宅でのテレワークなど今までできないと言われていたことが当たり前に実施されています。この変化に伴い、多くの企業がデジタルスキルを求められるようになりました。
例えばヤフーでは2014年から「全国どこでもオフィス」というリモート制度を導入しています。オフィス以外を含めて働く場所を自由に選択できるようにすることで、居住地や通勤手段に関する制限をなくし、交通費の上限を撤廃するなどして、社員が全国に居住できるようにするという制度です。当初は月5回までという利用回数の制限がありましたが、2020年からは回数無制限になりました。
そしてオンラインでの商談や会議も普及が進んでいます。東京都では新型コロナウイルス感染症対策として、都議会の本会議や委員会をオンラインで開催するようになりました。Web会議システム「Zoom」を利用し、議員や職員、報道関係者などがリモートで参加します。
対面で行うのが普通だった会議や商談をオンラインで行うことで、移動時間や交通費を削減し、効率的に業務を進められるようになりました。そのことが評価され、今はオンライン会議も一般的になりました。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)が必須の時代に
このようなニューノーマル時代がもたらすビジネス環境の変化に伴い、デジタル技術の活用にも変化が求められています。
各企業はIT技術により古いシステムを総合的に管理する新しいシステムの構築や、業務効率化への変革が求められます。また、自社製品やサービスの品質向上のためにWebアプリケーションやAIの活用など、顧客対応をオートメーション化することが必要となる企業もでてきています。DX推進のため専門のチームや部署を設立している会社も多くあります。
ニューノーマル時代に活躍するためのスキル3つ
セルフマネジメント力
テレワーク中は会社の出勤時に比べ、相談や雑談の機会が減ってしまいます。周囲がどんな動きをしているかが把握しづらく、自分がしていることも、同僚からは見えづらい状況です。自由な半面、難しい仕事にぶち当たると、解決策が思い浮かばず、やる気を失いやすい面もあります。
また、周囲の目がない分、集中が持続しづらかったり、オンオフの切り替えがうまくできず、ついだらだらと仕事をし続け、結果的に長時間労働になっているという人も少なくありません。
そのような中で、やるべき仕事をきちんとこなし、成果を上げるには、オフィスに出勤する時以上に、自分自身の管理が重要になります。
オンラインコミュニケーション能力
Zoomなどを利用したオンライン会議が主流になり、今後もそれらに対応するオンラインコミュニケーション能力が求められる時代になっていきます。オンライン上のコミュニケーションは、対面に比べて距離感が生まれやすく、接続がしばしば途切れてしまうこともあります。それゆえ初対面の人とオンライン上で親しくなることは難しいと感じる人もいるでしょう。
こうした前提を理解し、相手の意向や内容のシリアスさを理解した上で、円滑なコミュニケーションを取れる能力を高めていきましょう。
ITスキルを習得して自分の市場価値を高めよう
そしてITスキルが高い人はやはり市場価値が高い傾向にあります。IT人材は2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しています。世界中におけるデジタル環境が加速化する中で、日本が後れをとらないためにも必要とされるIT人材の育成は急務とされています。
多くの企業がIT人材を必要としてるため、高い報酬や好待遇でITリテラシーやITスキルの高い人物を迎え入れるケースも以前より多くなりました。
転職やキャリア採用(中途採用)も盛んです。女性が結婚・出産などライフイベントでキャリアブランクを経たとしても、スキルアップやブラッシュアップすれば、良い条件での復職も可能になります。またWebデザインやプログラミングなどのスキルを習得することで、副業として在宅ワークで収入を得る際にも役立てることができます。
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詳細が知りたい方は、ぜひこちらも合わせてお読みください。
おわりに
働き方の多様化に伴い、柔軟な働き方や働きやすさを重視する社員が増えましたニューノーマルな働き方に対応するために、デジタルスキルやセキュリティ意識、自律性や主体性などが求められていることを理解し、柔軟に対スキルアップやキャリアアップを図っていきましょう。
インターネット・アカデミーではWebデザインやプログラミングの口座を多数用意しています。受講することで、安心してスキルアップをはかり、人材需要の高い分野で活躍できるステップにつなげることができます。
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ニューノーマル時代ってどんな時代なんだろう?