Webマーケティング|MECE(ミーシー)とは?ロジカルシンキング入門

MECE(ミーシー)とは?

ビッグデータ時代を迎え、ビジネスに大規模データを活用することが一般的になりつつあります。大量のデータを自動で取得・可視化することが可能になりましたが、分析結果をもとに素早く正確な判断をするためには論理的思考力が必要です。
今回はロジカルシンキングで基本となるMECE(ミーシー)という考え方についてご紹介します。

IT業界まるわかりガイドは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーが運営する業界情報メディアです。最新の業界情報を、初心者にも分かりやすくご紹介しています。

目次

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは「論理的思考」という意味です。「AならばB」かつ「BならばC」という条件から、「AならばC」という結論を導く三段論法をご存じの方も多いでしょう。三段論法は、推論を重ねて結論を導く「演繹(えんえき)法」の典型です。

一方、個々の具体的な事例から一般的な結論を導く方法を「帰納法」と呼びます。例えば、アンケートを実施して、その結果をもとに全体的な傾向を導くことは帰納法に該当します。演繹法と帰納法というキーワードはぜひ覚えておきましょう。

この他のロジカルシンキングの基本概念として、MECEが挙げられます。以下ではMECEの概要や実践方法について確認していきます。

MECEとは?

MECEとは「互いに重複なく、全体に漏れがない」こと

MECE(ミーシーまたはミッシー)とは、「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、「互いに重複なく、全体に漏れがない」ことを指します。考察対象とする要素を重複して考えていたり、一部の要素を見落としていたりする場合、誤った論理展開によって最終的に正しい結論が得られません。これを防ぐために役立つ方法がMECEです。

例えば、20~30才代の女性を対象に化粧品のWebマーケティング施策を実施する場合、ターゲット(女性)をあらゆる切り口で分類することになります。

このとき20~30才代の女性を「会社員」「主婦」「学生」の3つに分類すると、「会社員かつ主婦」といった重複が生じてしまいます。また、「会社員」と「主婦」の2つに分類しただけでは、学生やフリーランスで働く人が含まれていないため、漏れがある状態です。
MECEの「互いに重複なく、全体に漏れがない」状態にするには、下記の項目で分類するとよいでしょう。

  • 年齢
  • 未婚・既婚
  • 居住地域
  • 年収 など

この他にも商品によっては性別や雇用形態、SNSの利用有無など、あらゆる切り口が考えられます。MECEを実践するにはコツがいるため、次にご紹介するヒントを参考にしてみてください。

MECEを実践するためのヒント

MECEを実践するときは、以下の2つのポイントに注意しましょう。

ポイント1. 既存フレームワークとの併用

MECEに慣れていない場合、問題を初めからMECEで考えようとしてもうまくいきません。そのような場合は、顧客・競合他社・自社の3つの視点から経営環境を分析する「3C分析」や、企業の活動を業務の流れに沿って考えることで注力すべき活動を明らかにする「バリューチェーン」などの既存フレームワークとの併用をおすすめします。既存フレームワークを使うことで、対象となる要素をMECEに分類することができます。

ポイント2. MECEの落とし穴

MECEの落とし穴

「互いに重複がなく、全体に漏れがない」思考を手助けしてくれるMECEですが、何も考えぬまま着手すると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあるため、注意が必要です。

例えば、MECEを使い慣れていない方によく見られることですが、思いつきで考察対象とする要素を分類してしまうことがあります。そうするとMECEのメリットを十分に得ることができません。分類を行う前に図を描いて、重複や漏れがないか確認しましょう。もし分類に誤りがあった場合、早い段階で気づくことができます。
また、MECEの状態となるように対象となる要素を分類することは大切ですが、重複や抜けを完全には0にできない場合もあります。問題が複雑になれば、厳密な分類が困難なケースも考えられるからです。
MECEは手段であって目的ではありません。大部分の要素をカバーしており、判断に大きな影響を及ぼさないと考えられる程度の重複しか発生しないのであれば、分類の仕方として合格点を与えて良いでしょう。

おわりに

今回はMECEをはじめとするロジカルシンキングについてご紹介しました。 複雑な問題の解決策を見つけたり、クライアントにプレゼンテーションをしたりするときはロジカルシンキングが求められます。MECEは重複なく漏れなく要素を分類するという単純なものですが、あらゆるビジネスシーンで使える汎用的な考え方です。これまでMECEを意識したことがなかったという方は、業務で使ってみてはいかがでしょうか。

インターネット・アカデミーは法人の方に向けて「ロジカルシンキング研修」を実施しています。東京大学や気象庁、京都大学iPS細胞研究所などの実績を持つWeb制作会社が母体のため、そこで培われた実践的なノウハウをカリキュラムに取り入れており、マーケティング施策やロジカルシンキングの実務に役立つ知識を学ぶことができます。 また、カリキュラムはお客様のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。
自社の社員に、短期間で効率良くスキルを身に付けてもらいたいとお考えでしたら、ぜひインターネット・アカデミーの研修をご活用ください。

関連講座

新人社員研修(Webマーケティング研修)

関連記事

Webマーケティングとは?Web担当者(Webマーケッター)の仕事内容 Webマーケティングとは?戦略に必須のフレームワーク9選 Webマーケティング|フレームワークを使う目的&分析方法とは? Webマーケティング|フレームワークの基本4C・3Cの違いとは

Web業界への就転職・キャリアアップを成功させたいと考えている方へ
日本初そして日本唯一のWeb専門スクールインターネット・アカデミー

自分にぴったりのコースが見つかる

インターネット・アカデミーでは、Web業界を目指すあらゆる方にお応えすべく、多彩なコースをご用意しています。

Webデザインを学びたい方

プログラミングを学びたい方

自分のペースとスタイルで学べる

毎回好きな受講形式を選んで学習することができるので、働きながらじっくり通いたい方も短期間での就職を目指す方も自分の都合に合わせて、スケジュールを組むことができます。

  • ライブ授業

    現役のプロインストラクター
    と仲間と学ぶメリット

    ライブ授業
  • マンツーマン授業

    インストラクターと
    1対1という贅沢

    マンツーマン授業
  • オンデマンド授業

    いつでも学びたいことを
    学べる

    オンデマンド授業

自分に適した学習方法を探す

インターネット・アカデミーでは、無料体験レッスンを毎日開催しています。デザインやプログラミングの体験ができるのはもちろん、実際の授業に参加したり、就職や転職のご相談、通学スケジュールのご相談なども承っております。

  • ご要望をお伺い

    ご要望をお伺い

    まずはお客様のご要望をお伺いし、お一人おひとりの目的や悩みに最適な内容にカスタマイズ。お客様専用の内容で当日ご案内いたします。

  • カウンセリング

    カウンセリング

    就職や転職、在宅で働きたいなど、お客様の希望を叶えるために専任のスタッフが最適な学習プランをご提案。現在の仕事のご相談なども承ります。

  • 体験レッスン

    体験レッスン

    「自分に向いている分野は?」「自分にできる?」そんな疑問を解決するレッスンを無料で体験。デザインもプログラミングもお試しいただけます。

無料体験レッスン・個別相談のご予約

当日ご希望の方やお急ぎの方は、フリーダイヤルにてご予約いただけます。

0120-746-555 フリーダイヤル受付時間(平日・土日) 10時-21時 オンライン予約

IT研修・人材育成のご相談を無料で承っております
法人専用社員研修、内定者・新人研修のご予約

インターネット・アカデミーでは、
あらゆるニーズに合わせた研修カリキュラムを取り揃えています。

「自社に最適な研修プランを相談したい」「研修費用の相談をしたい」「助成金を申請したい」など、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

03-3341-3781 受付時間(平日・土日) 10時-21時 法人専用 お問い合わせフォーム